4.4 C
Tokyo
2.2 C
Osaka
2026 / 02 / 02 月曜日
ログイン
English
加工食品乳製品・アイスクリーム“酪農危機”で離農加速 生産基盤存続へ業界一丸 酪農乳業界重大ニュース 

“酪農危機”で離農加速 生産基盤存続へ業界一丸 酪農乳業界重大ニュース 

酪農乳業の専門紙誌8社で組織する酪農乳業研究会は、「2023年酪農乳業界重大ニュース」を選定した。

2023年も、酪農乳業界を取り巻く環境は厳しかった。世界的な需要拡大などの影響で、海外乳原料をはじめ原材料価格が引き続き上昇し、原油価格の高騰で物流コストや包装材価格も上昇。

国内では飼料価格の高騰など生産コストが酪農経営を圧迫するなか、離農者が増加する「令和の酪農危機」の状況に陥った。将来にわたる酪農生産基盤の存続に向け、乳価改定に伴う製品の価格改定や、新たな付加価値商品の開発、消費者の理解醸成に向けた活動など業界一丸で取り組んできた。

厳しい環境のなか、猛暑の恩恵を受けたアイスクリーム市場は23年度も6千億円も視野に入る勢いをみせるなど、一部で明るいニュースもあった。

重大ニュースは次の通り。

①相次ぐ乳価引き上げ、酪農生産基盤の存続に向け
②「令和の酪農危機」生産者の離農加速
③牛乳乳製品値上げの影響で需要減退、物量回復が課題
④牛乳の適正な価格形成に向け、農水省が議論開始
⑤脱脂粉乳とバターの需要不均衡拡大
⑥23年度アイス市場、過去最高の6千億円を視野に
⑦チーズ総消費量、3年連続で減少
⑧生乳流通事業者が初の情報交換会議開催
⑨乳業界にもプラントベースフードの波
⑩需要喚起に全力、消費拡大イベントが活発化

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。