ヤマモリは9月1日から、機能性表示食品(届出番号I323)の「GABA100睡活ビネガー」(500㎖、希望小売価格税抜850円)を新たに発売した。醤油の醸造過程で生まれた乳酸菌が作り出す、自然生まれのGABAを使用したビネガードリンク。1杯で睡眠・ストレス・血圧の3つをケアできる点が特徴。また砂糖不使用で、濃縮タイプのため価格面でもコストパフォーマンスが高い。
「GABA100睡活ビネガー」は、
①睡眠の質(眠りの深さ)を向上させ、すっきりとした目覚めを得ることに役立つ
②仕事や勉強による⼀時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する
③血圧が高めの人の血圧を下げる
という、GABAによる機能・トリプルヘルスクレームで機能性表示食品として届出が受理されている。これらの機能を得るために、1日に30㎖(4倍希釈時120㎖)を摂取することを推奨する。
酢の飲みにくさを感じさせない爽やかな乳酸菌飲料味で、水や炭酸のほか、牛乳や豆乳で割ってヨーグルトのような楽しみ方もおすすめだ。
また、同商品は同社の酢飲料の特徴でもある「砂糖不使用」を踏襲。健康志向や疾病などで糖質を控えたいユーザーにもうれしい設計。1本で16杯分=1杯当たり約53円の経済性もセールスポイントとしている。
GABA(γ-アミノ酪酸)はアミノ酸の一種で、健康維持に寄与する数多くの機能を有する。ヤマモリでは04年、自社の醤油醸造過程でGABAを産生する乳酸菌を発見。安定的に生産できる方法を確立し、特許を取得(GABA40、特許4921721号)。その後、研究を重ね、22年にさらに高濃度のGABA100(特許出願中)の生成に成功。自社商品だけでなく素材として業務用の販売も開始している。