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小売CVSファミリーマート、福島県双葉町に震災後初出店 生活や地域に密着した社会インフラとして営業
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

ファミリーマート、福島県双葉町に震災後初出店 生活や地域に密着した社会インフラとして営業

 ファミリーマートは、8月3日に「ファミリーマート双葉町産業交流センター/S店」(福島県双葉郡双葉町)を開店した。

 双葉町へのコンビニ出店は東日本大震災後初。生活や地域に密着した社会インフラとして双葉町ならではの店舗づくりを目指す。

 双葉町では昨年8月、震災発生から約11年ぶりに帰還困難区域の避難指示が解除された。

 今回出店した産業交流センターの隣には「東日本大震災・原子力災害伝承館」があり、未曽有の複合災害や防災・減災に向けた教訓を後世に伝えている。

 店舗での取扱商品は、おむすびや飲料、雑誌など通常商品のほか、豆腐や納豆などの日配品や調味料など加工食品も充実させた。

 今後は福島県のお土産品を品揃えするなど、地域に密着した店舗づくりを図る。

 ファミリーマートは「双葉町の皆さまの買い物の不便を解消し、生活や地域に密着した社会インフラとして、また双葉町のさらなる復興支援の一助となるよう取り組んでいく」としている。

 「ファミリーマート双葉町産業交流センター/S店」は 店舗面積約150.52平方メートル(約45.53坪)、売場面積:約141.36平方メートル(約42.76坪)、取扱品目:約2000種類 。

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