11.3 C
Tokyo
7.4 C
Osaka
2025 / 12 / 03 水曜日
ログイン
English
流通・飲食小売東三河の食が一堂に イオンスタイル新豊川で初の大型催事
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

東三河の食が一堂に イオンスタイル新豊川で初の大型催事

イオンリテール東海カンパニーは6月16日から18日までの3日間、今年4月にオープンしたばかりの「イオンスタイル新豊川」で初の大型催事「ほの国 東三河マルシェ」を開催した。

イオンは東三河エリアの8市町村で構成する東三河広域連合と12年に基本合意書を締結し、東三河の特産品の販売や観光地を紹介するフェアを東海エリアで実施してきた。今回はイオンモール豊川が東三河の伝統・文化の発信のため17日と18日に「東三河大文化祭」を企画。愛知県内でも農産、畜産などが盛んな東三河エリアの食をPRしようとイオンリテール東海カンパニーでも特産品約350品目を販売するマルシェを実施した。

豊川市の工場で醤油などを製造している『イチビキ』は、通販限定など普段の買い物では手に入らない商品を特別に用意。国産原料のみを使用し旨味が強くまろやかな味わいの醤油「極醸」などを並べた。

三河エリアのソウルフード「ポンポコラーメン」を展開する『山本製粉』は、人気の袋麺をはじめ、10食入りの生麺をお得な価格で販売。酒類では、豊橋市の『福井酒造』が数量限定で生産した「白馬(しろうま)」を用意。愛知県産のコシヒカリを使い、とろみがあり、米の甘さを感じつつ後味はすっきりとした仕上がり。

アジアのフェアトレードのコーヒー豆を販売している『てんとコーヒー』では、東ティモールやインドネシアなどのコーヒー豆を並べた。「アジアで作られるコーヒー豆は気候などの影響でお茶のような香りがあり、日本人に好まれる味」という。

イオンリテールでは、コロナが5類に移行したことでイベントや試食を再開しており、来店客の増加につなげたい考え。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点