12.8 C
Tokyo
11.4 C
Osaka
2025 / 12 / 18 木曜日
ログイン
English
流通・飲食小売東三河の食が一堂に イオンスタイル新豊川で初の大型催事

東三河の食が一堂に イオンスタイル新豊川で初の大型催事

イオンリテール東海カンパニーは6月16日から18日までの3日間、今年4月にオープンしたばかりの「イオンスタイル新豊川」で初の大型催事「ほの国 東三河マルシェ」を開催した。

イオンは東三河エリアの8市町村で構成する東三河広域連合と12年に基本合意書を締結し、東三河の特産品の販売や観光地を紹介するフェアを東海エリアで実施してきた。今回はイオンモール豊川が東三河の伝統・文化の発信のため17日と18日に「東三河大文化祭」を企画。愛知県内でも農産、畜産などが盛んな東三河エリアの食をPRしようとイオンリテール東海カンパニーでも特産品約350品目を販売するマルシェを実施した。

豊川市の工場で醤油などを製造している『イチビキ』は、通販限定など普段の買い物では手に入らない商品を特別に用意。国産原料のみを使用し旨味が強くまろやかな味わいの醤油「極醸」などを並べた。

三河エリアのソウルフード「ポンポコラーメン」を展開する『山本製粉』は、人気の袋麺をはじめ、10食入りの生麺をお得な価格で販売。酒類では、豊橋市の『福井酒造』が数量限定で生産した「白馬(しろうま)」を用意。愛知県産のコシヒカリを使い、とろみがあり、米の甘さを感じつつ後味はすっきりとした仕上がり。

アジアのフェアトレードのコーヒー豆を販売している『てんとコーヒー』では、東ティモールやインドネシアなどのコーヒー豆を並べた。「アジアで作られるコーヒー豆は気候などの影響でお茶のような香りがあり、日本人に好まれる味」という。

イオンリテールでは、コロナが5類に移行したことでイベントや試食を再開しており、来店客の増加につなげたい考え。

関連記事

インタビュー特集

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。