逆光線(コラム)ギフト商戦 「消費者」と「真の消費者」
カナエ モノマテリアルパッケージ

ギフト商戦 「消費者」と「真の消費者」

昨日は父の日。ギフトでは中元、歳暮と同様に年間を通した歳時は大切な市場となる。

▼わが家では80代の父と70代の義父に、今年は何を贈るかあれこれ考える。好きなビール?健康面は?肉は食べたいけど最近かみ切れないという。ならば美味しいハム?麺や海苔も好きだよね。もしくは甘いもの?惣菜なら母と義母が喜ぶ?など、相手の気持ちになって考えるが、本当に欲しいものは分からない。

▼ギフトには「消費者」(贈る側)と「真の消費者」(贈られる側)が存在する。消費者は40代でも、真の消費者は70~80代だったりと複雑な構図となる。2つの需要が確実に一致する自家需要(自分へのご褒美など)は伸びているが、中元・歳暮全体は減少傾向が続く。2つのニーズがズレているのかもしれない。だからこそ、贈る相手に配慮した動きがある。

▼日本ハム、伊藤ハムは、使用後にワンタッチで簡単に折りたためる化粧箱を今夏から採用した。贈られた側の後片付けやごみ問題にも配慮した形だ。また冷蔵庫にそのまま入る箱のサイズにするなど各社各様に工夫している。この先に、ギフトもV字回復を期待したい。

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