アサヒ、グループ横断で免疫ケア市場に参入 機能性表示食品化してリニューアル発売する乳性飲料「守る働く乳酸菌W」が先陣

アサヒグループホールディングスはグループ横断で免疫ケア市場に参入する。

「L-92乳酸菌」を機能性関与成分とする機能性表示食品の届出が1月17日に消費者庁で受理されたことが契機となった。

先陣を切るのは、アサヒ飲料が乳性飲料「守る働く乳酸菌」を機能性表示食品化して6月6日にリニューアル発売する「守る働く乳酸菌W」。

免疫ケア市場の中で、免疫機能の維持と鼻の不快感軽減のダブルの機能性表示(詳細後述)と「カルピス」のおいしさ研究由来の甘酸っぱいおいしさで差別化を図る。

5月19日発表した米女太一社長は「今後はグループ横断で乳酸菌・免疫市場におけるお客様のウェルビーイングに応える商品をお届けしていく。その中で先陣を切ってアサヒ飲料から発売する」と語る。

思い描くグループ横断の青写真は、アサヒグループジャパンが音頭を取りアサヒ飲料・アサヒビール・アサヒグループ食品が連携するイメージとなる。

「グループ各社が商品を発売することによって、束になってL-92 乳酸菌の機能を社会に伝えていく」考えだ。

具体的な各社の商品は今後発表される。アサヒビールからはノンアルコール商品を予定している。

「守る働く乳酸菌W」のラインアップは100mlPET・200mlPET・100mlPETラベルレス6本パックの3品。

L-92乳酸菌の1本あたりの菌数は3品とも200億個。

左からアサヒ飲料の米女太一社長と水澤善則健康戦略部長 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
左からアサヒ飲料の米女太一社長と水澤善則健康戦略部長

機能性表示食品化に伴い容量別に味わいを調整した。

水澤善則健康戦略部長は「現行の『守る働く乳酸菌』の味わいを維持している。200mlはスッキリ・ゴクゴク、100mlは飲み応えといったところで味わいの調整をさせていただいた」と説明する。

おいしさを重視して長澤まさみさんを起用した広告を展開していく。

「味わいが非常に大きなポイント。やはり日々笑顔でいれることが良い状態を表していると思っている。朝起きの生活のリズムを整えるタイミングで長澤まさみさんに飲んでいただき、おいしく、笑顔あふれる、といったコミュニケーションを予定している」という。

グループ横断の売場づくりについては今後詰める。

「やはり食品と飲料は売場が異なる。ドラッグストア様で一緒にやっていくようなことを検討している」と述べる。

L-92乳酸菌の素材販売事業は予定していない。

受理されたダブルの機能性表示は以下のとおり。

〈本品には、L-92乳酸菌(L. acidophilus L-92)が含まれます。L-92乳酸菌は、pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)の働きを助け、健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されています。また、ホコリ・ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減することが報告されています。〉

およそ8週間継続して1日1本(100ml・200ml)を飲用すると効果が期待されるとしている。

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