18.4 C
Tokyo
21.2 C
Osaka
2025 / 11 / 06 木曜日
English
小売CVSセブン‐イレブン、サンドイッチ刷新 低温・長時間発酵+湯種製法でパン生地に磨き
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

セブン‐イレブン、サンドイッチ刷新 低温・長時間発酵+湯種製法でパン生地に磨き

 セブン-イレブン・ジャパンはサンドイッチを刷新し、4月、一部商品を除いて一斉に切り換えた。新たに湯種製法を導入してパン生地に磨きをかけた。

 同社のサンドイッチは、全国9拠点の専用工場で低温・長時間発酵の技術を活用して製造されている。

 3月29日、商品政策等に関する記者説明会で発表した青山誠一取締役常務執行役員商品戦略本部長商品本部長は「低温・長時間発酵は、時間をかけて発させることでチルド帯でもパン生地が固くならず添加物も低減できる。今回、さらに質を高めていくため湯種製法を取り入れた」と語る。

 湯種(ゆだね)とは、湯種とは小麦粉を熱湯でこねてデンプンを糊化(こか)させ、お餅のようにした生地のこと。
 湯種製法の導入により、もっちり感とふんわり感を高めた。

 「弾力(復元力)ともっちり感(摩擦係数)で現行品よりも良さが認められたため、全てのサンドイッチ用の食パンは湯種製法に切り替えた」という。

【写真】刷新されたセブン‐イレブンのサンドイッチの1つ「シャキシャキレタスサンド」

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点