11.8 C
Tokyo
8.2 C
Osaka
2025 / 12 / 22 月曜日
ログイン
English
農水畜産業米{コメ}東洋ライス 島根県安来市と協定 金芽米を全小中学校に

東洋ライス 島根県安来市と協定 金芽米を全小中学校に

東洋ライス(雜賀慶二社長)は5月10日、島根県安来市(田中武夫市長)および島根県農業協同組合(石川寿樹代表理事組合長、以下JAしまね)と包括的連携に関する協定書を締結した。同社の独自技術で玄米の栄養と旨味を残した「金芽米」を軸に、農業振興や健康増進、食育の推進などを通じた地域社会の発展に努める。

最初の取り組みとして6月5日から、安来市内の公立小学校全17校・中学校全5校・幼稚園1園の給食で、「金芽米」にご飯を切り替える。新たに対象となる子どもたちは2千658人(23年4月現在)で、米の使用量は年間で約36tを想定。「安来市産きぬむすめ」を原料に、JAしまねが金芽米への精米加工を担う。

締結式の席上、田中市長は「未来を担う子どもたちの健康増進につながってほしい」と期待を述べた。一方、石川組合長は「県内全域に広がるよう取り組みを進めたい」と話した。

なお、東洋ライスとJAしまねは2017年にも包括連携協定を締結しており、2021年度には安来市内の保育園8園で金芽米に加工した「安来市産きぬむすめ」の給食提供がスタートしている。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。