週末のごほうびにプレモルを 時代に寄り添う提案 大泉洋がメッセンジャー サントリー

発売20周年を迎えるサントリーの基幹ビールブランド「ザ・プレミアム・モルツ」は今春に全面刷新。中味とパッケージのみならず、コミュニケーションやプロモーションに至るまで、今の時代に寄り添うブランドとしてさらに前進する。

華やかな香りと深いコクをより高めるため、素材や製法を見直した。麦芽の皮だけを取り除いた「磨きダイヤモンド麦芽」を使うことでコクを高め、アロマホップの華やかな香りを一層楽しめるようになった。

新デザインでは、時代に合わせてしなやかな上質感を表現。プルタブにもブランドカラーの紺色を採用し、開ける瞬間の高揚感を高める。

「近年の働き方改革やコロナ禍で残業時間が減る一方、生産性アップが叫ばれ仕事は忙しくなっている。家事や育児で自分の時間が取れなくなっているとの声もあり、『自分へのごほうび』の欲求が高まっている」(同社ビールカンパニーマーケティング本部長・田中嗣浩氏)。

以前のように金曜日だけでなく、土日の時間の使い方もより重視されるようになってきたという。忙しいなかでもプレモルと過ごす豊かな時間で、充実した週末を過ごすことを提案する考えだ。こうした変化をとらえ「週末のごほうび」をテーマとしたプロモーションを展開。新メッセンジャーにタレントの大泉洋さんを起用し、待ちに待った週末をプレモルとともに過ごす様子をCMで描く。

2月20日の新CM発表会に現れた大泉さんは「おいしいものを人に伝えるのが好き。くどいと言われるくらい暴力的に広めるタイプ」と自負。「物価も上がりいろいろお金がかかるが、週末くらいは贅沢なビールを飲もうという思いは強まっていると思う。リニューアルで飲みごたえと爽快感が高まり、さらにおいしくなった。贅沢な気持ちになれるビールに仕上がっている」とアピールした。

ゲストとして登場した料理愛好家・平野レミさんは、プレモルに合うおすすめメニューとして北京ダックならぬ“ペテンダック”を披露。完成した料理を前に、大泉さんとともに乾杯した。

 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)