8.1 C
Tokyo
7.6 C
Osaka
2025 / 12 / 12 金曜日
ログイン
English
飲料系飲料サントリー「ボス」缶コーヒー115円→140円 一部商品を除く缶・瓶商品25年ぶりに価格改定 5月1日から

サントリー「ボス」缶コーヒー115円→140円 一部商品を除く缶・瓶商品25年ぶりに価格改定 5月1日から

 サントリー食品インターナショナルは2日、5月1日出荷分から一部商品を除く「ボス」缶コーヒーなど缶商品と瓶商品を価格改定すると発表した。

 今回の対象商品の価格改定は1998年以来25年ぶりになる。2022年10月1日に価格改定を実施した飲料165品以外の計42品が対象となる。

 原材料価格の高騰など製造原価の大幅な悪化を受けた措置。

 「2022年10月1日に一部商品の価格改定を実施したものの、従来の原材料コスト上昇の継続に加え、さらなる関連コスト上昇も加わり製造原価が悪化していることから、これまでの企業努力だけでは吸収できるレベルを超えてきている」(サントリー食品インターナショナル)という。

 メーカー希望小売価格の改定率は19~22%アップとなる。

 一例を挙げると「ボス」の缶コーヒー(185g缶)の希望小売価格は115円から140円に引き上げられる。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。