-0.9 C
Tokyo
-2 C
Osaka
2026 / 02 / 09 月曜日
ログイン
English
逆光線(コラム)物価上昇と賃上げ

物価上昇と賃上げ

コロナ第8波の懸念はあるものの、外食業界は全国旅行支援や海外からの観光客受け入れ再開で明るい兆しが見えつつある。一方、生活様式の変化もあり、二次会需要が戻らず、飲酒業態は厳しい状況が続いている。

▼今年こそは外食の本格回復に期待がかかるが、ある業務用卸のトップは「売上は戻ってきたが、決して楽観できる状況ではない。飲食店は売上、利益の確保に苦労されており、今年からは無利子のコロナ融資の返済も始まる。昨年は値上げしたが、客離れを警戒して2度目・3度目は難しいという店も多い」と顔をしかめる。

▼昨年来、あらゆる食材が値上がりし、水道・光熱費の高騰に加え、外食業界では人手不足が深刻化している。客足が戻ってきても、スタッフが足りず、時間短縮やフルキャパの7~8割程度で営業せざるを得ないケースもあるという。

▼コロナ禍の3年間で、外食業界を取り巻く環境は大きく変化した。先述した卸のトップは「中小企業も賃上げしていかないと人手が集まらない。そのためには適正利益を確保し、業界のステータスを高めていく必要がある」と強調する。

関連記事

インタビュー特集

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。