11 C
Tokyo
7.3 C
Osaka
2025 / 12 / 22 月曜日
ログイン
English
その他防災記録的な大雪などで車が立ち往生する事態へ備えとして開発 「車載用防災ミニボックス」発売 尾西食品

記録的な大雪などで車が立ち往生する事態へ備えとして開発 「車載用防災ミニボックス」発売 尾西食品

防災食の尾西食品は、自動車運転中の災害に備え、携帯おにぎりやミネラルウォーターなど防災食品などが一式入った「車載用防災ミニボックス」を23年1月12日から発売する。

これは今年10月に発売した「車載用防災ボックス」の1人用サイズで、コンパクトなので場所をとらず、トランクやフリースペースなどに収納できる。ホームセンターやカーディーラー、カー用品店などで順次展開を予定している。

ここにきて新潟県などでは記録的な大雪があり、各地で車での立ち往生が発生し、一昼夜、車内に閉じ込められる事態もあった。こうした雪による車のトラブルは毎年発生しており、その対策が望まれていた。日本気象協会でも、「今後も再び大雪が発生する見込み」と警戒を呼びかけている。

ドライバーからの要望に応えて開発された「車載用防災ボックス」は、「自動車運転中に豪雨や豪雪など突然の災害が発生した場合には、交通渋滞に巻き込まれ、車中に長時間閉じ込められる恐れがあるため、こうした時でも安心して過ごしていたくために開発した商品だ」と同社。いざという時の自身のために備えてほしいと訴えている。

今回のミニボックスは、10 月に発売した「車載用防災ボックス」よりもコンパクト設計(長辺240mm、短辺155mm、高さ 130mm、重量1.3kg)になっており、収納スペースが少なくてすみ、手軽さも特徴。

アレルギー対応の非常食をラインナップ
アレルギー対応の非常食をラインナップ

ボックスの材質は、特殊な断熱材を使っており、夏場の高温の環境下でも温度の上昇を抑え、品質の劣化を防ぎながら、車内で保管し続けることができる。

ボックス内の商品は「携帯おにぎり・わかめ」(42g×1袋)、「携帯おにぎり・昆布」(42g×1 袋)、「ライスクッキー・いちご味」(8枚入×1 箱)、「保存水・富士ミネラルウォーター」(500mlPET×1 本)、「携帯トイレ」(2 回分×1 袋)、説明書1枚。

水で戻すだけで食べられるアルファ米とライスクッキーは、アレルギー物質(特定原材料等)28 品目不使用の商品なので、食物アレルギーがある人でも安心して食べられる。水は飲料分も含めて1本入っており、水分補給が可能。携帯トイレは1袋で2回使える。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。