カゴメ、包括連携協定を締結 野菜産出額1位の茨城県鉾田市と

カゴメは、このほど「日本で一番やさいをつくる街」で知られる茨城県鉾田市と、共通の強みである「野菜」をキーワードに、地域課題の解決と市民の野菜摂取量の向上を目指し包括連携協定を締結した。連携事項は、鉾田市民の野菜の摂取量拡大や、健康寿命の延伸、鉾田産の野菜の消費および価値向上、持続可能な地域の実現、農業振興・地方創生、防災と災害時の物資供給支援の6項目で今後、実施に向けて検討する項目も含んでいる。

同社は、2020年から野菜産出額1位(農林水産統計2020年市町村別農業産出額)の鉾田市と、市の様々な地域課題を解決する活動の中に野菜を取り入れることで地域課題の解決と市民の野菜摂取量増加を目指した活動を行ってきた。その一環として今年の野菜の日(8月31日)から、鉾田市の産直である「さんて旬菜館」を「野菜を学び楽しめる場」にするための取り組みの第1弾として、ベジチェックコンテストを開始した。

ベジチェックはセンサーに手を当てるだけで、野菜摂取量が推定できるシステムで、さんて旬菜館の来店者に、ベジチェックによって自身の野菜摂取レベルを知ってもらい、その後、野菜を食べて数値の上昇を競ってもらった。

包括連携協定では、鉾田市内各所へのベジチェックの設置や、市の健康診断での活用も含まれており、これらを通じて野菜摂取を促す。