あえて1種類におかずを絞った「だけ弁当」の第3弾で“ちくわの磯辺揚げ”を選んだ理由 ローソンストア100

 ローソンストア100は9日、「だけ弁当」シリーズ第3弾として「のり磯辺揚弁当」を発売開始した。

 同シリーズは、あえて1種類におかずを絞り1個200円(税込216円)で販売しているお弁当シリーズで、「ウインナー弁当」「ミートボール弁当」に続く「のり磯辺揚弁当」の具材に選んだのは、ちくわの磯辺揚げ。

 その選定理由について、発案者の林運営本部統括部長は「ちくわの磯辺揚げは、セルフのうどん屋などではトップクラスの人気を誇り主役をはれるのではと可能性を感じている。第3弾は和風にして趣向を変え“そうきたか!”と思っていただけると嬉しい」とコメントしている。

 磯辺揚げは、ちくわ自体のおいしさを追求し、石川県の水産練製品メーカーの焼ちくわを選定し人手で1本ずつ衣をつけて揚げたものとなる。

 青のりの量についてもこだわり、検討を重ねて磯の香りが楽しめるようなベストバランスを目指した。

 海苔は“のり弁の海苔が箸で切れずに食べ辛い”という不満点解消を図るため小さめな海苔を2枚のせている。

「のり磯辺揚弁当」。「だし醤油」を別添して1個200円(税込216円) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
「のり磯辺揚弁当」。「だし醤油」を別添して1個200円(税込216円)

 “味変”を楽しめるようにした点も特徴。

 うどんの本場である四国・香川県の鎌田醤油が製造する、ぶっかけうどんにも使う「だし醤油」を別添。「ちくわの磯辺揚げにかけてみたところ、当初予定していた普通の醤油(本醸造醤油)よりも格段に合う」という。

 推奨の食べ方については「これから暖かくなり、冷やしうどんや冷やしそばと一緒に楽しんでいただきたい。だし醤油を全体にかけてから、ご飯にのっているちくわ磯辺揚げを1つ取りまずは麺の上に移して食べていただくのがおすすめ」とした。

 第4弾も構想中で「『だけ弁当』シリーズをローソンストア100の定番として商品の入れ替えを行いながら常時6種類ほどの品揃えをしていきたい」と意欲をのぞかせる。

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