再編淘汰の歴史に思う

ファミリーマートで展開中の「懐かしの看板商品復活祭」。同社がこれまで吸収合併してきたチェーンの、かつての人気商品を集めたもので、ファミマ40周年記念企画の一つだという。商品に記された「サークルK」「サンクス」「am/pm」のロゴに、なるほどコンビニ再編の歴史を見る思いだ。

▼今もそれぞれ根強いファンを持つだけに、「もう一度食べたかった」との声が上がる一方、「(復活してほしかったのは)これじゃない」「当時と味が違う」など、消費者の思い入れもさまざま。

▼「am/pm」が消滅したのは10年前だが、「サークルK」「サンクス」のブランド転換完了は18年11月のこと。まだ3年も経っていない。それだけ世の中の流れが速くなっているのだろう。

▼コンビニに比べればまだまだ地域色豊かな食品スーパーだが、最近また合従連衡の動きが喧(かまびす)しい。フジはイオンに、関西スーパーはH2Oかオーケーか。大手グループへの集約が規模とスピードを高めながら進んでいく。寡占化したがために買い物の楽しさがなくなったといわれるのは避けたいところだが。