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加工食品漬物ピックルスコーポレーション 成長持続へ柱育成 今期も過去最高売上げ計画

ピックルスコーポレーション 成長持続へ柱育成 今期も過去最高売上げ計画

漬物最大手のピックルスコーポレーションは、惣菜製品などの拡販により今期売上高も過去最高を計画している。漬物市場において引き続きシェアを高めるとともに、成長市場である惣菜分野の商品開発にも注力。ECサイトや外食・小売事業など新規事業にも積極的に取り組み、さらなる成長を目指す。

前2月期の連結決算は過去最高の売上高、営業利益、経常利益、純利益を達成した。売上高は惣菜などの製品売上高の増加により1.8%増の414億1千700万円、10期連続で増収となった。営業利益は消費増税や台風15号などのたび重なる自然災害の影響があったものの、増収効果、原料価格安定、佐賀工場の改善などにより32.8%増の18億7千100万円。3期連続で増益となった。

今期の連結売上高は、惣菜製品などの拡販により過去最高の430億円を計画。営業利益は、新規事業開始による費用増加もあるが、過去最高の19億500万円を計画している。

いま漬物業界は3千200億円(本紙推定)の市場規模がある。その中で同社は12.9%のシェアを占め、現在はシェア15%を目指して取り組んでいる。近年の市場はキムチ等の好調により全体としては下げ止まりがみられる。ただ少子高齢化などの影響から、今後の市場は大きな成長を見込めない。同社グループのさらなる成長のためには新たな柱の育成が必要だ。

この中で近年、成長市場である惣菜市場向けの商品開発に力を入れている。惣菜市場は16年に1兆円を突破し、その後も伸び続けている。単身世帯の増加、高齢化、女性の社会進出などにより今後も成長する見通しだ。

同社惣菜製品の前期売上高は12.7%増の83億2千100万円だった。「7品目のピクルス」「ナムルセット」「棒棒鶏サラダ」などが好評。今後は和サラダ、おつまみサラダなどのサラダ、おつまみ商品、ホットメニューなどの新規商品を開発・提案。今期売上高は85億1千900万円を計画している。

新たな柱育成は惣菜分野だけでない。「ピーネ」と「八幡屋」の2つのサイトを展開しているEC事業に引き続き注力するほか、今年7月に埼玉県飯能市で外食事業および小売事業を行う施設「OH!!!発酵・健康・食の魔法」を開業する予定。外食・小売事業の初年度売上高は2.4億円、設備投資は10億円を計画している。

同社は77年に設立。セブン&アイグループをメーンに成長し、09年に発売開始した「ご飯がススムキムチ」シリーズのヒットで、それ以外の売場が広がった。17年には東証一部上場を果たしている。今後もさまざまな取り組みでさらなる高みを目指す。

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