-0.9 C
Tokyo
1.9 C
Osaka
2026 / 02 / 08 日曜日
ログイン
English
流通・飲食小売九州小売市場 ディスカウントとドラッグの大量出店続くもスーパーは低調

九州小売市場 ディスカウントとドラッグの大量出店続くもスーパーは低調

九州エリアにおける小売流通企業の今年度出店状況は、ディスカウントストア(DS)およびドラッグストア(DgS)などの低価格業態が大量出店を継続。対して食品スーパー(GMS含む)は前年度並みか、下回る見通しとなっている。昨年10月から施行された消費増税、インバウンド需要の落ち込みに加えて、新型コロナウイルスの感染拡大による影響などで市場環境はより一層厳しさを増していることが、その背景にあるといえる。

まず食品スーパーについて見ると、リテールパートナーズは傘下企業の丸久とマルキョウがそれぞれ1店舗、マルミヤストア子会社のDS業態、アタックスストアが2店舗出店する。マルキョウは4月にマミーズ久留米インター店跡に10年ぶりに居抜き出店により、建設コストをより安価に抑える。

一方で3月に南久留米店、4月に吉野店(ともに福岡県)を閉店した。リテールの出店は過去2年でみても丸久の2店舗のみ。マルミヤストアが営業受託した道の駅と子会社のDS業態アタックスマートの4店を含め7店舗と一ケタ台となっていることからも店舗計画は思うように進んでいない模様だ。

西鉄ストアは昨年9月、親会社の西日本鉄道が開発したマンション「アイランドシティセンターマークス」の複合施設に3年ぶりに出店した。新規出店は16年8月の居抜きの岡垣店以来。純新店は小型の「レガネットキュート」を除くと2011年11月のスピナ穴生中央店以来となる。同じくハローデイは3月に複合商業施設「ブランチ博多パピヨンガーデン」(福岡市博多区)に出店したが、昨年3月に千早店(福岡市東区)を閉鎖しているため店舗数自体の変化はない。なお、西鉄ストア、ハローデイともに現時点で今後の出店は未定。

サンリブは前期3店舗を出店したが、今期は2期ぶりに出店を見送るほか、トキハインダストリーやタイヨーも今年度も既存店の立て直しを優先し、新規出店を行わない意向だ。

関連記事

インタビュー特集

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。