5.1 C
Tokyo
5 C
Osaka
2026 / 02 / 07 土曜日
ログイン
English
油脂食用油オリーブオイル 19年度も5%成長続く 市場規模、約430億円に

オリーブオイル 19年度も5%成長続く 市場規模、約430億円に

19年度は金額の伸びを数量が大きく上回ったが、小売業の直輸入品など大容量タイプが増加したため。日清オイリオ、J―オイルミルズ、昭和産業の製油3社の国内充填NB品も堅調に推移しており、オリーブオイルの需要は拡大傾向にある。

健康志向を背景に、オリーブオイルのヘビーユーザーである中高年層の購買意欲が高いことに加え、かけるオイル需要など食卓でのオリーブオイルの使用シーンが広がっている。

物量では家庭用油の半数を占めるキャノーラ油など汎用油から、オリーブオイルなどプレミアムオイルへのシフトも進んでおり、小売業では売上げ・利益の取れるオリーブオイルを拡販する動きが広がっている。

家庭用オリーブオイル市場は10年前と比べて倍増し、将来の500億円市場も見えてきた。現状ではヘビーユーザーの中高年層の購入量増加とメニュー用途の広がりが市場を牽引してきたが、若年層などのエントリー層の獲得により、さらなる市場拡大が期待できる。

こうした中で、J-オイルミルズは今春、主力製品「味の素オリーブオイル」シリーズの商品名を従来のアルファベット表記からカタカナ表記に刷新。舶来イメージの強いオリーブオイルから、日常的に気兼ねなく使える身近な調味料として「味の素オリーブオイル」の提案を強化。プロモーション戦略も強化し、オリーブオイルの裾野拡大を目指す。

日清オイリオグループは「BOSCO」「日清」の2ブランド体制でオリーブオイル戦略を強化。かけるオイルの提案に加え、クセのない風味が特徴の日清ブランドを中心にライトユーザーの開拓も進んでおり、今シーズンも積極策で市場拡大を牽引する。

そのほか、CGCグループは「今年の一品」にオリーブオイルを指定。年間を通じてオリーブオイルの販促強化を進める。オーガニックなどアッパータイプの需要も増えており、今シーズンも市場は活性化が期待される。

なお、新型コロナウイルスの影響で内食需要が高まり、3月以降オリーブオイルの販売も好調。供給面で大きな問題はないが、今後の長期化も予想される中、輸出国の状況を注視し、安定供給確保につなげていく構えだ。

関連記事

インタビュー特集

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。