スーパー空白エリアへ出店 地域の思いに応える店を さとうグループ

さとうグループは、10月31日に「フレッシュバザール市島店」(兵庫県丹波市)、11月7日に「ミニフレッシュ大江店」(京都府福知山市)をオープン。いずれも、地域唯一のスーパーマーケットが閉店したことで住民が日常の買い物が困難となったスーパーマーケット空白エリアで、同グループの出店に対して高い期待が寄せられていた。

「市島店」はフレッシュバザールの標準店に比べて小型だが、ほぼ同等の取扱アイテム数を揃える。安心品質と安心価格(EDLP)で生鮮品をはじめ、調味料、乾物類、日用品など日常生活に欠かせない必需品を販売、「豊かで楽しく健康的な生活」をサポートする店を目指す。「市島店」の出店で同グループは丹波市の全域(春日町、柏原町、氷上町、青垣町、山南町、市島町が合併)への出店を叶えた。

店内調理のオリジナル弁当
店内調理のオリジナル弁当

同店では、鮮魚と惣菜部門の売場と作業スペースを横並びで配置させ、同じ焼き機の使用によるスペースの有効活用や品出しの効率化を図る。また、パンとジャム類といった関連商品を近くに展開し、コンパクトながらも消費者が買いものしやすい売場づくりにも注力している。

「大江店」はさとうフレッシュフロンティアが展開するミニフレッシュ業態での出店。昨年、地域唯一のスーパーマーケットが西日本豪雨による水害などを理由に撤退を表明。地域住民の食品スーパーを求める声を受けて、さとうグループでは出店に向けてさまざまな取り組みを進めてきた。同店では、コンパクトなサイズでクイックに買いまわりできるミニフレッシュ業態ならではの特徴を打ち出し、地域住民の期待に応える。

ミニフレッシュ大江店(さとうグループ)
ミニフレッシュ大江店(さとうグループ)

店内は入り口すぐに惣菜と青果を配置、米飯と揚げ物はインストア加工を行う。高齢者が多いエリアであることを踏まえ、個食になった惣菜や即席めんのミニタイプなどを充実させるとともに、使いたい分だけを取り出せる冷凍の肉や魚は一度の買い物で済むよう大袋タイプをラインアップ。このほか、北近畿エリアの練り物や清酒など地場商品も充実させた。

今後の出店は「フレッシュバザール福知山お城通り店」(京都府福知山市)を21日にオープン。14日に48年間の営業に幕を閉じた「さとう福知山駅前店」に変わり、さとうグループの新たな本店核の店舗として地域に根差した営業をスタートさせる。