住宅地に開業しイオンモール補完 住民から感謝の声 イオンスタイルつきみ野

イートインコーナー「ここdeデリ」。専用レジを設けている(イオンスタイルつきみ野)
イートインコーナー「ここdeデリ」。専用レジを設けている(イオンスタイルつきみ野)

イオンリテールは12日、神奈川県大和市つきみ野の住宅地に「イオンスタイルつきみ野」をグランドオープンした。

同店の3kmの商圏内にはイオンモール大和(核店舗=イオン大和鶴間店)とイオンモール座間(核店舗=イオンスタイル座間)が立地しているものの、つきみ野住民のニーズに十分に対応しきれなかったことが新店オープンの背景。

14日、取材に応じた鯉渕豊太郎南関東カンパニー神奈川事業部事業部長は「広域ではイオンモール大和とイオンモール座間があるが、エリア全体のバランスをみるとこの地が絶対に不足すると考えた。お客様の声に耳を傾けると、一番のお困りは食にあり、オープンしたことに対して非常に感謝された。今後もお客様にどういう不足品があるかを徹底して聞き取りしていきたい」と語る。

柳澤正樹店長㊧と鯉渕豊太郎事業部長(イオンリテール)
柳澤正樹店長㊧と鯉渕豊太郎事業部長(イオンリテール)

店舗から1km商圏には約1.3万世帯・3万人が居住し、40代のファミリー層が多く、今後も30~40代ファミリーの人口・世帯数の増加が見込まれる。昨年は847世帯のマンションが建ち、21年秋までには604世帯のマンションのオープンを予定している。

柳澤正樹南関東カンパニー神奈川事業部イオンスタイルつきみ野店長は「店舗周辺にお住まいのお客様に、デイリーストアーとして利用していただける店舗を目指した。鮮度の高さ、おいしさ、便利なお店をコンセプトに考えて店づくりをした」と説明する。

注力するのは、生鮮、デリカ、総菜。野菜はJAさがみ大和地区の地場野菜を年間通して品揃えする。

JAさがみ大和地区の地場野菜のコーナー(イオンスタイルつきみ野)
JAさがみ大和地区の地場野菜のコーナー(イオンスタイルつきみ野)

寿司パックや湘南しらすを使った玉子焼きなど神奈川で獲れた魚を使った総菜も豊富に取り揃える。鮮魚売場で仕入れた生の真あじを店内調理したアジフライも販売している。

「エリアのものにはニーズがある。神奈川は未病対策や食育を積極的にやられていることから、積極的に地域のものを取り入れようと考えている」(鯉渕事業部長)。

売場面積は約1000㎡で、駐車スペースから売場までの距離が近くなっている。生鮮品、総菜などの食品のほか、日用品・医薬品も品揃えしている。

25席のイートインコーナー「ここdeデリ」を設置し、かつ丼やとんかつ定食などを販売している。店内で焼き上げたベーカリーもここで食べることができ、焼きたてパンにコーヒー、サラダ、ゆで卵を付けたモーニングセットや、コーヒーとドーナツをセットにしたアフタヌーンセットを時間限定で販売している。

店内で焼き上げたベーカリーコーナー
店内で焼き上げたベーカリーコーナー
「イオンスタイルつきみ野」外観
「イオンスタイルつきみ野」外観