9.6 C
Tokyo
12.8 C
Osaka
2026 / 03 / 03 火曜日
ログイン
English
流通・飲食乾物・乾麺活性化へ新組織 メーカー111社と協業 日本アクセス
KNOWLEDGE WORK 20260303

乾物・乾麺活性化へ新組織 メーカー111社と協業 日本アクセス

日本アクセスは乾物・乾麺市場の活性化を目的とするチームMD組織「アクセス乾物乾麺市場開発研究会」(通称AK研)を正式に立ち上げた。佐々木淳一社長が昨秋から設立を宣言していたもので、乾物・乾麺の主要仕入先メーカー111社とともに中食・外食・輸出向けなど新たな視点で需要創出に取り組む。

7日に東京の日本アクセス本社で開かれた設立総会では、会長に西村武氏(日本アクセス副社長)、副会長に井上猛氏(兵庫県手延素麺協同組合理事長)と髙津克幸氏(にんべん社長)を専任。初年度の活動方針などを確認した。

同社が多数のメーカーとともにチームMD組織を立ち上げるのは、11年設立のアクセス業務用市場開発研究会(通称AG研)に次いで2度目。AG研は複数メーカーの商材を組み合わせたインストア調理向けメニューキットの開発・販売などで順調に成果を挙げており、その運営ノウハウを重点カテゴリーの乾物・乾麺にも生かす形となる。

日本アクセスは乾物・乾麺の取扱高(18年度329億円、前期比8・8%増)で卸業界トップに位置。07年に統合した西野商事の高い専門性を武器に、市場平均を大幅に上回る成長性を保っているが、シェアの上昇が市場全体の活性化につながらない悩ましい状況が続いている。

新設のAK研ではメーカー111社の知見を結集し、スーパーの惣菜部門やカフェチェーン向けのメニュー開発、新たな用途を訴求する店頭販促企画の立案などに多面的に取り組み、市場全体の底上げを目指す。また、日本アクセスは以前からアメリカの大手スーパー・クローガー全店に三輪そうめんを供給しており、新組織ではこうした実績を和食ブームに沸く海外市場の開拓にも力を入れる方針だ。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。