5.9 C
Tokyo
8.7 C
Osaka
2025 / 12 / 14 日曜日
ログイン
English
トップニュース日本気象協会「トクする!防災」 明治と液体ミルク啓発 TV番組もスタート

日本気象協会「トクする!防災」 明治と液体ミルク啓発 TV番組もスタート

一般財団法人日本気象協会は、普段の防災意識を一層高めていく啓発活動「トクする!防災」プロジェクトの2019年度の活動内容を発表した。4年目となる今年度は引き続き「備蓄・ローリングストックの実践」をテーマに、さらなる防災啓発活動を推進する。

同プロジェクトは、なかなか実践できない防災アクションに対し、ちょっとしたおトク感を盛り込むことで手軽に防災意識が高められるというもの。スマートフォン公式アプリ「わが家の防災ナビ」では、18年度の防災アイテムプレゼントキャンペーンの応募者数が延べ2万人を超え、アプリのダウンロード数は7万超に達した。また、全国10か所を超える防災イベントを通じて防災啓発活動を行ってきた。

新たな動きでは、今年度は4月から「トクする!防災」プロジェクトの防災テレビ番組をスタート。東急電鉄沿線エリアでケーブルテレビ事業を展開しているイッツ・コミュニケーションズと共同制作した防災テレビ番組「ぼうさいカフェトーク」を放映。ここでは防災の専門家を招き気軽に取り組める防災の話などを実施。日本気象協会所属の樋口康弘気象予報士とトクする!防災公式キャラクター「ヒナんどり」が、災害につながる天気の話や、備えポイントなどを分かりやすく伝えるコーナー「ヒナんどりの気象対策室」も開設している。

また、協賛企業である明治とともに災害備蓄の必要性や液体ミルクの啓発プロジェクトを推進。災害時の赤ちゃんの命を守る液体ミルクの大切さを啓発する取り組みを、「明治ほほえみ防災プロジェクト」としてスタートする。

その一環として5月11日には、協力自治体の福島市で開催される福島市総合防災訓練の体験・展示コーナー(福島市荒川運動公園)内の「トクする!防災」プロジェクトブースにおいて、明治の乳児用液体ミルク「明治ほほえみ らくらくミルク」の商品説明も予定している。さらに今期から日本製紙クレシアが協賛企業として加わった。

今年度のプロジェクトへの協賛企業は明治、FDK(富士通乾電池)、ナック(クリクラ)、アルファー食品、日本製紙クレシア、三和シヤッター工業、コールマンジャパン。プロジェクト協力会社はYahoo!ニュース、nippon.com(ニッポンドットコム)、Yahoo!天気・災害、iTSCOM(イッツコム)、協力自治体は愛知県尾張旭市、福島県福島市、東京都新宿区、大阪府堺市、兵庫県、大阪府、福岡県大牟田市、北海道、茨城県牛久市、東京都板橋区、神奈川県茅ケ崎市。

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。