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味の素「マヨネーズふわあま」 発売1カ月で100万本を出荷 マヨ市場に「味わい」で変革を

 味の素社が8月から発売を開始した「ピュアセレクト マヨネーズ ふわあま」が発売1カ月で100万本の出荷を記録。「ピュアセレクト」ブランド30周年の節目の年に、異例のスタートダッシュを切った。

 万能調味料として定着したマヨネーズだが、「ふわあま」は独自のマスキング技術で酸味・塩味を抑え、「とれて3日以内の国産新鮮たまご」と隠し味の「はちみつ」を使うことで、ふんわりしたやさしい味わいを実現。カロリーやコレステロールなどの機能ではなく、「味」そのものが評価された。
「ピュアセレクト マヨネーズ ふわあま」のおいしさや世界観を体験できるイベント『なぜマヨにハチミツを入れるのか。』を、5日から8日までの4期間、六本木ヒルズカフェで行っている(予約制、入場無料)。

食材は全14種類
食材は全14種類

 会場は「ふわあま」の世界観を出すため壁はオレンジ色で統一。「ふわあま」を形どった巨大なマヨネーズのオブジェを設置。オブジェの前に容器を置くと“マヨ人間”が入った「全自動無限マヨシステム」によって「ふわあま」が絞り出される。試食食材は、マヨネーズをたっぷりとつけやすいように棒状で開発された「マヨ棒(=マヨを食べるための棒)」で提供。マヨネーズにじゃがいも、トマト、チーズを刺した「じゃがトマチー」やえびとブロッコリーを組み合わせた「えびっコリー」、バナナとパンケーキを棒にした「ばなパンケーキ」など、定番食材から意外性のある組み合わせ(全14種類)を用意。来場者は食材が決まる「棒みくじ」を引いてもらい、出た結果に応じて2種類の「マヨ棒」をご試食できる。

 同社は5日、体験型イベントを開催。この中でコンシューマーフーズ事業部の天津翔平ソースグループ長は、「家庭にマヨネーズが登場したのは約100年前。今や食卓に欠かせない調味料になった。重量は112,000トン、400グラム換算で年間28,000万本。国民1人当たり年間2本消費されており、いかに食卓に根付いているかがわかる。ピュアセレクト マヨネーズは今年で発売30周年を迎えた。直近は28・3%と過去最高シェアを達成。これまで機能性商品を発売してきたが、味わいに特化した商品開発の余地を残してきた」と市場概況を説明。

「全自動無限マヨシステム」を前にする天津翔平ソースグループ長
「全自動無限マヨシステム」を前にする天津翔平ソースグループ長

 生活者のインタビューで「マヨネーズには特有の酸味や塩味があり、嗜好に合わないなど苦手意識をもつ人が一定数いることがわかった。そこで30周年を期して機能性追求だけでなく、味わいの差別化でチャレンする」とし、マヨネーズ市場で味の差別化により変革をもたらすと言う。

 「ふわあま」の大きな特徴ははちみつを使ったこと。「酸味・塩味を抑えるだけではマヨネーズの良さでない。嗜好錯誤の結果、はちみつの甘みを加えることで酸味を抑え、コクも出ることがわかった。ただし酸味・塩味を抑え、甘さを加えるだけではマヨネーズの良さが引き出せない。抑え過ぎるとマヨネーズらしさが失われる。酸味・塩味、コク、ふんわりした味わいのバランスには苦労した。試行錯誤して苦労した」など語った。

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