流通・飲食卸五大物産 試食充実の秋季商...

五大物産 試食充実の秋季商談会 上期は予算通り

 五大物産は10月21日、大阪市中央卸売市場で「秋季定期商談会」を開いた。メーカー68社が出展し、得意先50社・90人が来場。

 今回は会場レイアウトを大幅に変更し、試食コーナーを中心に置き充実させた。16社が新商品やイチ押しの商品をアピール。ヤマキは新商品の「漱石」「博文」が加わった鍋つゆシリーズを紹介した。「5品が揃い売場でも目立つようになった。導入品目の拡大につながっている」(大阪支店)と意気込む。

 入口に設置した推奨コーナーでは今後の拡大が期待されるペットフード、消費税減税を見据えた外食ブランドの調味料、業務部が扱う乾物などを集め提案した。「推奨コーナーはこれまでより広く取り、入口に置くことで多くの人に見てもらえるようにした。NBプラスアルファの売上につなげたい」(平林政宏常務)。

 山下治男社長は朝礼のあいさつで「問屋としての中身が大手と同じでは、地方の中小問屋は生き残れない。単なるモノの流通にとどまらず、新しい取引を開拓しサービスを積み上げる。特に物流に関しては、ラストワンマイル機能をどう切り開くかが次の課題になる」と述べた。

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 上期(4~9月)の進捗状況と下期の課題について、平林常務は次の通り話した。
 
 売上高は予算比99.8%でほぼ前年並み。9月は長雨で飲料が厳しく、さらにシルバーウイークは車で大型店に行くことが多いため、われわれの得意先である近所のスーパーは苦戦した。

 一方で売上を追いかけず、利益を伴う売りを創り出すという取り組みを進め、利益率は予算をクリアした。トラックの台数や配送頻度を見直し、コストダウンを図った。下期も同様のやり方で、売上に関してはECや景品ルートなど伸びているところをさらに強化する。

個性ある乾物を開発

 推奨コーナーの乾物では、一工夫加えたオリジナル商品を提案。干椎茸はトレイを省くことで、郵便のレターパックなどで郵送しやすくした。EC向けに、配送費が抑えられる点を訴求する。

極甘のりやトレイを省いた椎茸
極甘のりやトレイを省いた椎茸

 白きくらげは人気が続く麻辣湯に使われる具材だが、商品としてあまり販売されていないという声を受け商品化した。この日は試食コーナーで、エバラ食品工業の専用調味料を使った麻辣湯に入れて提供した。

 味付けのりは黒糖やはちみつで、“極甘”に仕上げた。山下社長は「くせになる甘さがあり、おやつ代わりに」とアピールする。定番商品として拡大を目指す。

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