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日東ベスト 牛たん・豚焼肉など秋冬商品多彩に スーパー高単価重を再構築

 業務用冷凍食品が主力の日東ベストは、提供現場の人手不足やコスト高などの環境変化に対応するため、新商品を積極的に提案している。

 今期は4月に9品を前倒しで投入し、7月から秋冬商品として31品を順次発売。高単価重の再構築を企図したこだわりの牛たん・豚焼肉、肉厚に特化したロースカツ、ホテルビュッフェやベーカリー向けのチキンマリネなどへの期待が大きい。

 このほど業界専門紙向けに試食会を実施した。冒頭、営業本部長の遠藤雅明取締役常務執行役員は「市販用の『エーデルシェフ(EC) 鉄板焼チーズインハンバーグ』が人気テレビ番組のチーズハンバーグランキングで総合1位に選ばれた。評価されたハンバーグのみならず、当社はすべての商品開発に同じ姿勢で注力している」と述べた。

 秋冬商品の詳細は商品企画部長の奥井寿一執行役員が説明。業務用で「かつての売場を取り戻す」ことをテーマに、高単価重の再構築に取り組んでいる。新商品は食べ応え重視の「牛たん重の具(塩レモン)」(スーパーなどの想定売価698~798円)、銘柄をうたえる「にんにく香る山形豚焼肉」(同598円)。

 同社は「高単価重は大量陳列で大量販売することができる人気商品。弁当などに比べて調理が手軽で労務費を抑えられることもポイント。数年前の盛況だった売場をもう1回作りたい」とアピールする。

 また新たな売上を獲得するため、「ベストデリ」ブランドで「ロースカツ(H厚切り)」を発売。長時間の油調に耐えられる新開発の衣で迫力抜群の肉厚を実現した。カツサンド、カツカレー、豚カツ弁当などで提供できる。

「ロースカツ(H厚切り)」
「ロースカツ(H厚切り)」

 外食主体の「ジョイグルメ」ブランドは、「バジル香るソースのチキンマリネ」と「ハニーマスタードのチキンマリネ」を提案した。ホテルビュッフェに加え、ベーカリーではパンに挟んで手軽に1メニューを用意できる。

 オリジナルの揚げ春巻を使った「同カリっともちっと春巻き」3種(中華風・パクチー・トムヤムクン)はエスニックな味わい。居酒屋、カラオケなどの業態におすすめ。

 市販用「EC」ブランドは好調なまぜそばシリーズに「潮銀 上海風塩焼そば」と「灼銅 牛ホルモン焼うどん」の2品を追加。既存の売れ筋「雷金 牛骨だし醤油まぜそば」などとあわせ5品体制に拡充した。「商品名で金・銀・銅が揃った。スポーツイベントなどのタイミングで販促を展開できれば」(同社)。

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