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平和堂 富山26年ぶりの出店 SMは初、ドミナント形成図る

 平和堂は9月18日、富山市にアルプラフーズマーケット富山掛尾を開店した。富山県への出店は26年ぶりで3店目。売場面積は2063㎡で、通常のSMより広いアルプラフーズマーケット店舗としては大河端(金沢市)に次ぐ2店目となる。ヤマダデンキ(25日オープン)、スポーツゼビオなどが入る商業施設への出店。

 最大の特徴が、富山市の公設地方卸売市場に隣接していることだ。直販コーナーを設置し、毎朝仕入れた地場野菜を朝から店頭に並べる。鮮魚は富山湾に多数ある漁港から集めるなど、生鮮を強化。デリカはベーカリーや鉄板、卵焼きなど店内調理を充実させている。

 入口から青果とデリカを並行し展開する“ダブルトラック”の方法で、「生鮮強化の姿勢を示す」(夏原陽平専務)考えだ。年間売上目標は19億5000万円で、食品のうちデリカを含む生鮮の売上構成比を54.3%と見込む。一方、グロサリーは地域最大の98尺の冷食売場や、大型店並みの130種類の県産地酒で品揃えをアピールする。

 3キロ圏内の商圏人口は約8万5000人で、市全体の2割を占める人口密集地域。30~40代の人口構成比(29.1%)が県平均よりも約3%高く、小容量や簡便・即食品を強化する。圏内で競合するスーパーも19店舗と多い。

 澤辺勇治店長は「他社を圧倒する品揃えと鮮度感、ライブ感を提供する」と意気込む。

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夏原陽平専務
夏原陽平専務

夏原専務の話

 大型店の周りにSMを出店しドミナントを形成するのが当社の手法だが、北陸はアルプラザのみが出店している状況だ。滋賀のように大型店の近くにSMを出店すると支持が高まり、客単価も上がる可能性が高いと分析している。

 SMのアルプラフーズマーケットは最初の大河端店の売上が当初の19億円から30億円まで上がり、認知されてきた。北陸でこのサイズの店舗を作れば、しっかりとした土壌が作れる。今回の店と11月にオープンする高岡を実験店として、今後広げたい。

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