サラダクラブの調査により、生活者の5割が「野菜不足を解消するために利用したい商品」として、パッケージサラダを選んだことが分かった。
同社は、サラダの食文化の把握を目的とした年次調査「サラダ白書2026」を発表。この調査は、2010年から毎年「野菜の日」(8月31日)に合わせて発表しており、今回で17回目を迎える。今回は20~69歳の男女2060人を対象に実施。最新の野菜摂取実態やパッケージサラダに対する意識調査に加え、過去10年の調査データとの比較から、利用実態の推移や価値の高まりと企業姿勢への共感について分析した。
野菜不足解消のために利用したい商品を尋ねたところ「パッケージサラダ」が50%で5年連続トップとなり、次いで「出来合いのサラダ」(42%)、「野菜ジュース」(32%)が続いた。22年以降トップを堅持する背景には、「野菜そのものを食べたい」という生活者の根強い意識があるとみられる。
パッケージサラダを週1回以上利用している人は、16年の26%から26年に38%へと増加。具体的な利用シーンでは、「普段の食事として」(48%)が最も多く、「料理をするのが面倒な時」(43%)や「時間がないとき」(42%)も前年比で増加した。
かつては、忙しい時の時短アイテムという側面が強かったパッケージサラダだが、普段使いの定番として定着しつつある実態が浮き彫りになった。
また、単なる手軽さだけでなく、喫食者の52%が「野菜を食べたという安心感がある」と回答しており、情緒的な価値も過半数に支持されている。
パッケージサラダメーカーの取り組みとして購入したいと感じる要素についての質問には、「国産野菜の使用」がトップで42%。「日本の農業を支援する取り組み」(30%)、「消費期限を延ばす技術による家庭の食品ロス削減への貢献」(26%)が続いた。
一方、パッケージサラダへの誤解は減少傾向にあり、「栄養分が損なわれている」との回答が16年には26%あったのが26年には16%に、「鮮度を保つために保存料などの添加物を使用している」が30%から27%に減った。

新谷昭人社長は8月26日に都内で開かれた発表会で、「われわれは単に商品を販売するだけでなく、生活者の困りごとや本音に耳を傾けること、寄り添うことを大切にしている。パッケージサラダを通じて、生活者との壁を解消するとともに、お客様の要望やインサイトの変化を調査し次の提案につなげる」と語った。
発表会では新商品「そのままパクっとベジタブル」シリーズ第二弾の「国産蒸しカリフラワーミックス」と「国産焼きさつまいも」が紹介されたほか、料理研究家の島本美由紀さんによる同製品を使った調理実演も行われた。
