イオングループは、おひざ元である愛知と三重の両県で相次いで新店舗を出店し、盤石なドミナントを形成する。
9月11日に三重県津市でオープンした「そよら津桜橋」では開店時に約1000人、10日に愛知県みよし市でオープンした「ザ・ビッグエクスプレスみよし店」では約250人の行列ができ、連日続く雨の中でも人気は衰えない。
イオンリテールが展開する「そよら津桜橋」は、旧イオン津ショッピングセンターの跡地に建て替えて出店した。県庁所在地の津市の中心街で、県庁やオフィス、教育施設など通勤、通学客が多く行き交うエリア。
核店舗のイオンスタイル津桜橋では、通勤、通学者のニーズとして「美味しさ」「便利さ」「健康」をテーマにした売場づくりを進めた。
地場商品を充実し、近隣にある三重大学の農場で学生たちが栽培した「三重大学農場で育ったコシヒカリ」など地場の農産物や県内の漁港で水揚げされた鮮魚も。惣菜コーナーでは地元で愛されている「味噌カツ」「天むす」をはじめ伊勢志摩名物の「海老天巻」など。
地域最大級の冷凍食品売場、日用品、化粧品、医薬品、文具などもあり、ワンストップで買い物ができる。
さらに専門店では、三重を中心に展開する飲食チェーン「ラーメンあじへい」が初出店したほか、家電量販店、100円均一、親子でゲームなどが楽しめるアミューズメント施設「NICOPA」が並んでいる。
一方、ディスカウント業態を展開するイオンビッグが新規出店した「ザ・ビッグエクスプレスみよし店」は、ショートタイムで買い物ができる小型店で売場面積は約950㎡。国道153号線沿いに位置し、近隣住民のほか、車での来店が多い商圏と見込む。

店舗では、トップバリュやベストプライスなどのPB商品のほか、イオンビッグ独自のPB商品を25ブランド、500SKU揃えるなど安さと買いやすさを重視した。
また、メーカーの倉庫に眠る掘り出し物を専門のバイヤーが発掘した「アウトレット商品」や宝探しのような非食品の「トレジャー商品」も魅力。
当日は8時の開店に合わせて約250人が行列を作り、オープン時間を20分早めた。
イオンビッグの三浦弘社長は「ワンストップ、ショートタイムで買い物ができる地域の冷蔵庫の代わりとなる店舗を目指している。愛知県内で12店舗目となるが、これからも店舗の出店を進め、ドミナントを強化していきたい」と話している。
