加工食品調味料・カレー類コーミ 新工場が本格稼働 ...

コーミ 新工場が本格稼働 見学通路とセミナールーム設置

 看板商品の「こいくちソース」など中部エリアを中心に調味料を展開するコーミは9月1日、愛知県豊橋市の新工場「三弥工場」の落成式を行った。

 主力のこいくちソースなどを製造するほか、見学ルートやキッチンスペースを設け、コミュニケーションの場としても活用していく。

 これまで同社では豊橋工場と犬山工場の2か所を稼働してきたが、犬山工場の老朽化に加え、生産効率での課題もあり、新工場への移転を計画。6月に新工場の建築工事が完成したのち、犬山工場から機械の移動・調整を行い、本格稼働に向けて準備を進めてきた。

 この日の式典では、川澄亮太社長が「豊橋工場と加工用トマトを栽培する農場とも場所が近く、生産の効率化が図れる。犬山工場は増築を繰り返してきたことで迷路のような構造になっていた。新工場では、3ラインを並べ、少人数で複数の商品が作れるようになった。さらに豊橋工場と近くなったことで、需要によって人が移動し、豊橋と三弥を一つの工場のように稼働できる」とあいさつ。続く来賓の祝辞では、トーカンの永津嘉人社長らがお祝いの言葉を贈った。

 また、たこ焼きアーティストの落合裕一さんを招き、同社の「日間賀島観光協会監修たこ焼ソース」を使ったたこ焼きや、同社のソースを使った焼きそばなどが振る舞われた。

 新工場は、ソースを1日30t、約6万本生産する能力があり、30人程度で稼働する。見学ルートでは「こいくちソース」などの充填・包装などがみられ、セミナールームのキッチンスペースではソースを使った焼きそばづくりや、自社農園で栽培した加工用トマトや香味野菜を使ったソース、ケチャップづくりなどが体験できる。

調理体験ができるセミナールーム
調理体験ができるセミナールーム

 川澄社長は「人と地域とコーミがつながっていく工場にしていきたい。トマト収穫体験、見学ルート、キッチンルームでの体験を通して、食についての課題や未来を感じていただける施設にしていく」とし、さらに「新工場ができた今年を第2創業の年と位置付け、先輩方の真面目でひたむきな姿勢を守りつつ、これからのコーミの新しいカルチャーを作っていく。これから新しい商品や価値が生まれてくることを楽しみにしている」と話している。

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