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旭食品の展示会「フーデム」 地域の出展増える 高知発の生鮮に力

 旭食品は7月1、2の両日、神戸国際展示場で「フーデム2026」を開いた。初出展67社を含む527社が出展し、得意先約1700人が訪れた。

 「食の価値創出」をテーマに掲げた今回は、様々なトレンドに沿った企画提案を展開した。ヨーグルトの朝食提案コーナーでは、冬場も伸長しているプレーンタイプに着目。フルーツソースやジャム、きなこ、グラノーラなどのトッピング材料とともに試食を行った。「特に大容量の支持が強まっている。様々な食材と組み合わせ、毎日食べてもらいたい」(フジッコ)。

 惣菜では背徳感のあるギルティフードを用意。ニンニクとチーズを増した「牛カルビガーリックライス」、その名の通り「脂っこい油そば」などが並んだ。担当者は「ハイカロリーだが、食べることで満足感が得られる」と“心のヘルシー感”を強調していた。

 生鮮を扱う第六事業プロジェクト本部は、高知の天然魚を届ける「鮮魚BOX」を紹介。一本釣りのカツオや土佐のキンメダイのほか、ウツボやオオモンハタといった珍しい魚を詰めた箱が並んだ。農産物では全国初という、機能性表示食品のナスを使ったたたきを試食。「カツオとともに高知の“たたき”文化を伝えたい」(生鮮部・岡林章一次長)。

 このほか、ザ・フィッシュ・ファクトリー・ジャパンを中心にした水産、「ゆず胡椒塩ぽん酢」が好調な旭フレッシュなど、グループ各社のコーナーも注目を集めた。

 地産外商は前回を18社上回る地域メーカー138社が出展。高知の名物、日曜市で50年前から販売され全国的な知名度も高い「いも天」(大平商店)、いちご農園が販売する吉野本くずを使った生わらび餅(市川農場)など、個性的な商品が揃った。

今期の売上4.2%増

 会見では竹内慎副社長が近況を報告。今期(4~5月)の売上高は前年比104.2%で、粗利益と販管費はいずれも同102.8%。売上は全カテゴリーで100%を上回っており、特に菓子(117.1%)、業務用冷食(110.2%)が大きく伸びている。

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 竹内副社長は今後の見通しについて、次の通り語った。

 小売業の競争が進み見積もり合わせが増え、粗利率の下がる状況が続いている。われわれ自身が効率的な運営で販管費を抑えなければならず、支店統合の効果が徐々に表れている。

 商品単価はこの2か月で1.9%増え、売上はそれ以上に伸びている。今後も値上げが多く見込まれ、さらに単価は上がると見ている。

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