日本気象協会 biz tenki
飲料系飲料アーモンドミルク、料理やス...

アーモンドミルク、料理やスイーツにも 汎用性訴求が活発化 豆乳に続く新たな選択肢に

 アーモンドミルクで直接飲用以外の料理などに活用する汎用性訴求が活発化している。

 アーモンドミルク研究会の発表では、2025年のアーモンドミルク販売金額は前年比44%増の約325億円と過去最高を記録。規模拡大に伴い、汎用性においても豆乳に続く新たな選択肢として注目されている。

 トップシェアを握る江崎グリコは、5月28日から6月3日にかけて全国130店舗で「アーモンド効果」を使用した「アーモンドミルクフェア」を開催。今年は参加店舗数を拡大して過去最大規模での実施となった。

 「アーモンド効果」を使用した各店舗オリジナルのドリンクやフードに加え、通常提供しているアーモンドミルク使用メニューを特別価格で提供。カフェやレストランなど幅広い飲食店を通じてアーモンドミルクの多彩な楽しみ方を提案している。

 「アーモンド・ブリーズ」を展開するカゴメは、新規顧客を目的に、スーパーを主戦場にして「おいしく、低糖質」を訴求しながらシリアルやコーヒーとのクロスマーケティングを実施している。

 マルサンアイはメニュー提案に注力。同社のホームページで「毎日おいしいローストアーモンドミルク」を使った150種以上のオリジナルレシピを公開し、10分程度でできる簡単な料理からアーモンドミルクのコクや香りを生かしたスイーツなどを豊富に紹介している。

 アーモンドミルク市場は、コーヒー市場からの引き合いも強まる。コーヒー市場では近年、夏の早期化・長期化などを背景に、アイスコーヒーや濃縮コーヒーが拡大。濃縮コーヒーでは割り材の一つとしてアーモンドミルクを提案する動きが顕著に見られる。

 業界を挙げた取り組みも継続して行われている。

 アーモンドミルク研究会は4月、都内でイベントを開催しスキンケア・ボディケア・エナジーケアに適したアーモンドミルクメニューを紹介した。

(5月29日付本紙に「アーモンドミルク特集」)

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。