逆光線(コラム)ゴールデンウィークに考える...

ゴールデンウィークに考える家族との関わり

 世間はGW真っ只中。食品業界にとって絶好の書き入れ時だが物価高で家計のやりくりに悩む子育て世代には負担が大きい。安近短志向で親孝行を兼ね、孫を連れて実家に帰省する夫婦も多いのではないか。

▼「高齢者の生活と意識に関する調査」(内閣府)によると、子世帯の帰省に負担を感じると答えた70代以上の割合は約4割という。老後の体力の衰えや経済面での不安を考えれば無理からぬ結果か。

▼「帰省ハラスメント」なる言葉。もともとは「早く帰省を」「孫の顔を見せて」といった親から子へのハラスメントだったが、矢印の方向が変わってきている。年を重ねた親にすれば帰省時の食事の準備や孫の世話は重労働そのものだ。総出で外食ともなれば年金暮らしが圧迫されかねない。

▼記者も60を超え子どもたちとの関わりについて考えることが多くなった。親を思う子どもの気持ち、まだ見ぬ孫の喜ぶ顔を見られることは何より幸せな一時だろうと想像する。「自分が親にしてもらったことを子どもにも返したい」が親心というもの。ただし、タイムリミットは15年だ。

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