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カゴメ にんじんからオレンジ味ジュース 「ビヨンド」既成概念超えた新ブランド

 カゴメは、オレンジ果汁を使わないオレンジ味の100%ジュースを3月10日から全国発売する。商品名は「Beyond オレンジを使っていないオレンジ味の100%ジュース」(195ml 紙容器、店頭想定価格140 円前後)。同品を野菜・果実のブレンド技術を活かし、既成概念を超えた新ブランド「KAGOME Beyond(カゴメ ビヨンド)」の第一弾商品に位置づける。原料価格の高騰が続く中、新たな対応策として注目されている。

「Beyond オレンジを使っていないオレンジ味の100%ジュース」
「Beyond オレンジを使っていないオレンジ味の100%ジュース」

 異常気象やハリケーンなどの影響でオレンジの生産量が減少し、円安も加わってオレンジ果汁価格が高騰。過去3年間で約3倍には跳ね上がった。当然、店頭価格も急騰し、生活者はオレンジ果汁を楽しむ機会が減少。そこで新しい技術を使えば、新しい飲用機会もできるのではないかと考えたカゴメは、野菜・果実ミックスジュースの開発で培ってきたブレンドの知見と技術を活かし、オレンジ果汁を使用せずに、オレンジのような味わいや香りを再現することに成功した。

 新製品は、オレンジ特有の「味の厚み」や「爽やかな甘さ」を再現するため、世界中の素材を比較・検証。その中で通常のにんじん特有の土臭さが少なく、フルーツのような自然な甘みのニュージーランド産のミネラル豊富な「黄にんじん」に着目。この黄にんじんをベースに、甘みを補う「りんご」、トロピカルな香りを加える「パインアップル」、レモン、マンゴなどを組み合わせ、膨大な試作の中から最適なバランスができあがった。100%オレンジジュース特有の混濁感(こんだくかん)にもこだわり、原料選定やブレンドに試行錯誤を重ねること約2年。約40パターンの試作を経て完成した。こうしたカゴメの新たな新たなチャレンジに対しては流通の評価も高いと言う。

数々の春夏の飲料・食品新製品
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