明治屋は9月12日、新たに開業した商業施設「ニュウマン高輪」North1階に「明治屋高輪ストアー」を出店した。
ニュウマン高輪はルミネが運営する同社史上最大規模の施設で、明治屋高輪ストアーは売場面積約247坪、約5800種の品目を取り扱う。ワンランクアップのより豊かな食生活を求める幅広い世代の買い物客に、期待以上の商品と上質なサービスを提供することが店舗のコンセプト。プレミアムスーパーとして、明治屋の基本理念である「いつも いちばん いいものを」の精神を具現化した。
デリカコーナーは明治屋ストアー最大級。130種(弁当30種、惣菜100種)を揃えた。自社ブランドの「デリベイクデリカ」では、都内に新設したセントラルキッチンで高品質な素材や調味料を惜しみなく使用し、野菜や肉の下処理から調理、盛り付けまで手作りにこだわった。またブッツサンドウィッチ、ロック・フィールド、デリコメール(デリア食品)のデリカ商材や、ヨシナガブレッドの調理パンを初導入した。

ワイン&リカーコーナーでは高さ3㍍を超える特注ワインセラーを設け、J・J・モルチェ社をはじめとした世界有数のワイナリーから直輸入したワインを豊富に取り扱っている。ソムリエ資格を持つスタッフが要望に合ったワインを提案。酒類全体では600品を揃えた。
ショップインショップの「北海道どさんこプラザ」は道内各地の特産品や加工品を約600品用意した。ジンギスカンやスープカレーといった北海道のソウルフードや、水産加工品、現地の銘菓を用意している。グロッサリーコーナーは2400品を販売。「マイジャム」をはじめとしたMYブランド商品のほか、パスタや缶詰、調味料など海外メーカーからの直輸入品なども展開している。こだわりの食材を一段と充実させており、インスタント食品や健康志向のウェルビーイング商品も拡充した。
デイリーコーナーは乳製品、漬物や豆腐、みそなど全品目をバイヤーがメーカーに通い、探し求めた逸品をセレクト。明治屋オリジナルブランドの「デリベイク明治屋」のハム・ソーセージは国産やまと豚の良質な肉を使用。製法の追求やオリジナルレシピにより本場の味を再現した。冷凍食品も充実。電子レンジや湯せんだけの簡易調理可能な商品を集めた。

初導入のグルメサービス「mitaseru(ミタセル)」では、都内を中心とした名店の味をこだわりの凍結加工により鮮度を維持。La Paix(ラペ)の「和牛100%特製赤ワインソースハンバーグ」や、日本橋ゆかりの「具だくさんの豚汁」といったジャンルを問わない幅広いメニューを提案する。ロック・フィールドの冷凍食品ブランドRFFF(ルフフフ)の新商品も販売。冷凍食品を含む日配品は1000種で展開している。
さらに明治屋創業140周年と紀ノ国屋創業115周年を記念したコラボエコバッグも販売。明治屋ストアー限定カラーのネイビーを数量限定で発売する。