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備蓄米販売に1000人行列 イオン熱田で 「小売業の使命」石河支社長

イオンリテール中部カンパニーは6月2日、政府から随意契約で調達した備蓄米の先行販売を名古屋市のイオン熱田で行った。22年産の古古米4200袋が1980円(税込2138円)で用意され、店舗ではオープン前から約1000人の行列ができた。

イオングループでは5月28日に備蓄米販売の随意契約を締結し、約2万tを調達。先行販売は6月1日、品川区のイオンスタイル品川シーサイドでスタートし、2日には千葉市のイオンスタイル幕張新都心、イオン大阪ドームシティ、イオン熱田店でそれぞれ実施した。

「日々の食卓に欠かせないコメが手に入りにくくなって困っている」「庶民でも買える安定価格のコメを販売してほしい」という声が寄せられる中、特に状況の厳しい都市部の店舗を選定した。

中部カンパニーの石河康明支社長は「価格高騰が進む中、政府も様々な対策を講じているが、解消されているとは言えず、手に取りにくい状況が続いている。イオンでは日本のコメのおいしさや食文化を守るためグループ一括調達を通じてコスト削減に努め、できる限り手に取りやすい価格で提供する取り組みを進めた」と話し、「当社の取り組みは、日本のコメ文化を継承していくことと同時に、お客様の毎日の暮らしと食卓を守り続けたいという思いから、生活インフラともいえる小売業の使命として今後も手に取りやすい価格で安全かつ安心できる米の選択肢を提案し、安定供給を進めていく。備蓄米は今後も順次販売体制を整えながら、少しでも多くのお客様に届けていけるよう販売していく。ブレンド米、輸入米といった種類やメニュー提案を含めて、選択肢を広げることで多様な声に応え、主食のコメの需要喚起を進めていきたい」と話した。

イオングループでは、25年4月、米国産8割のブレンド米「二穂(にすい)の匠」を発売。6月6日にはカリフォルニア産のカルローズ米「かろやか」(4㎏)を発売する。

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