7.9 C
Tokyo
12.6 C
Osaka
2025 / 12 / 24 水曜日
ログイン
English
産学官連携東京・多摩地域の経済発展主眼に 東京農工大と多摩信金が産学協定

東京・多摩地域の経済発展主眼に 東京農工大と多摩信金が産学協定

国立大学法人 東京農工大学(東京都、千葉一裕学長)と多摩信用金庫(東京都、金井雅彦理事長)は4月18日、東京農工大学本部で産学連携協定を締結した。

連携協定は持続可能な地域経済の確立を目指すもの。農業、工業分野で国内最先端の知見を持つ同大学と、多摩地区を商圏とする同信金の強みを融合し、地域社会の課題解決、イノベーション創出につなげる。連携の内容には研究連携、人材育成(PBL型プロジェクト)などが含まれる。

調印式には千葉学長以下、有江力理事(統括副学長)、長澤和夫副学長(産学連携担当)が出席し、今回の連携の趣旨ほかについて説明した。今後は情報ニーズとのマッチングをはじめイノベーション、企業との共同研究、各種セミナーや講演会の開催でも連携していく予定だ。

会見で金井理事長は「多摩地域産業の発展に寄与していきたいという思いは、信金も大学も同じ。優れた技術力、ビジネスモデルを持つ中小企業の数が多いだけにこの提携により寄与したい」と説明。千葉学長は「本学が持つ知見と国内、世界につながるネットワークを活用し、地域事業者にプラスになる材料を提供し、具体的な事業に発展させたい。大学が世の中に貢献できる形をお見せしたい」と力強く抱負を述べた。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。