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ニホンウナギの人口種苗 共同研究で大量生産へ ニッスイ

ニッスイは、ニホンウナギの人工種苗の大量生産技術にかかわる共同研究に参画している。農林水産省が2050年までにニホンウナギの人工種苗化100%の目標を掲げる中、自社グループで生産する「黒瀬ぶり」などで培った「完全養殖」のノウハウを生かす。

ニホンウナギの人工種苗生産に知見を持つ新日本科学と24年10月から共同研究している。同社は鹿児島県沖永良部島にウナギの研究施設を保有。両者の強みを持ち寄って大量生産技術の確立を目指し、27年度をめどにさらなる事業提携の可能性を追求する。

日本で流通しているニホンウナギは稚魚である天然のシラスウナギを河口域で採捕して人工的に育成したもので、天然資源に依存しているのが実態。その量はかねてより減少傾向にあるという。

ニッスイは07年にニホンウナギの稚魚であるシラスウナギの人工種苗の生産に成功したものの、09年に開発を中断。その後、同社の中央研究所大分海洋研究センターを核に養殖技術の研究開発を継続しグループ企業の黒瀬水産が生産する「黒瀬ぶり」は22年度に人工種苗100%を達成した。

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