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冷凍野菜の利用拡大 生鮮品の価格上昇で 冷食協調べ

冷凍野菜の利用が増えている。日本冷凍食品協会(会長・大櫛顕也ニチレイ社長)の調査によると、女性で冷凍野菜の利用頻度が増えた割合は33.9%と前年から約6%上昇し、「野菜など生鮮品の価格が上がった」ことを理由に冷凍食品の購入を増やした割合は33.6%(前年24.1%)と10%近くアップした。

「冷凍食品の利用状況実態調査」として公表したもの。冷凍食品そのものを利用する機会は男女とも「変わらない」が7割前後を占めたが、「増えた」は女性で23.8%、男性で19.5%とそれぞれ「減った」を大きく上回った。その理由は女性で「調理が簡単で便利だから」が75.8%と突出して多く、「おいしいと思う商品が増えたから」が43.0%、「野菜など生鮮品の価格が上がったから」が33.6%、「手ごろな値段だから」が32.9%で続き、商品の特長であるおいしさ・コスパ・タイパが支持されていることがうかがえる結果が出た。

実際の利用頻度は女性で「週2~3回程度」が27.8%、「週1回程度」が27.0%、男性も「週2~3回程度」が31.4%、「週1回程度」が30.2%の順。購入目的は女性で「自宅で食べる夕食」が61.6%、「自宅で食べる昼食」が44.8%、「お弁当用」が38.4%で上位。年齢別にみると年代が上がるほど「自宅で食べる夕食」の割合が高まった。

意識調査として冷凍食品を「おかず」や「主食(麺・炒飯)」で食卓に出すことを「手抜きだと思う」は女性で27.0%にとどまり、肯定的な割合が高まっている。男性は15.0%とさらに低い。

食料品の値上げに伴う変化を聞いたところ、節約を意識するようになった割合は女性で8割強、男性で約7割と高い。その中で購入量が「減った」食品として「冷凍食品」を挙げたのは女性で4.2%、男性で2.6%だった。これは「果物」「野菜」「スナック菓子」などが男女で1割前後だったことと比べると低い。買い続ける理由には「値上げ後も必要性が変わらないため」や「調理の手間や時間が省けるから(タイパが良いから)」が挙がった。

冷凍食品の中で1年前に比べて利用が増えた品目ベスト3は女性が「ギョウザ」(35.8%)、「冷凍野菜」(33.9%)、「うどん.そば.ラーメン(麺のみ)」(27.7%)。「冷凍野菜」の伸び率が約6%で最も高かった。男性は「ギョウザ」(33.3%)、「うどん.そば・ラーメン(麺のみ)」(25.4%)、「ピラフ・炒飯」(21.1%)。

調査は25年2月15~16日にかけて、冷凍食品を「月1回以上」利用している全国の25歳以上の男女1250人(各625人)にインターネットで実施。また回答対象者を絞り込むためのスクリーニング調査(n=1万人)も分析の対象とした。

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