4.4 C
Tokyo
3.4 C
Osaka
2026 / 01 / 30 金曜日
ログイン
English
加工食品油脂ミルクチョコ代替の業務用新製品 カカオショックに対応 遜色ないくちどけ実現 不二製油「アノザM」

ミルクチョコ代替の業務用新製品 カカオショックに対応 遜色ないくちどけ実現 不二製油「アノザM」

不二製油は、カカオ豆由来の原料不使用でミルクチョコレートのように使える業務用製品「アノザM」を開発、3月から販売を開始した。

新開発の「アノザM」は、不二製油が培ってきた植物油脂とチョコレートの知見を活用し、カカオマスやココアバター等のカカオ豆由来の原料を全く使用しない同社初の製品。エンドウ豆、キャロブ(イナゴマメ)、チョコレート油脂等を使用し、ミルクチョコレートと同様に取り扱える“簡便さ”と遜色ない“くちどけ”が特長。荷姿は10㎏、1㎏×6袋。

「アノザM」はミルクチョコレートの代わりとして使用することができ、「(お客様が使用している)チョコレートの一部を同品に置き換えても、おいしさを損なわずに仕上げることが可能で、焼菓子や洋菓子に広く応用できる」(不二製油)という。

チョコレートの原料となるカカオ豆は、天候要因による減産懸念から相場が高騰。2024年には過去最高値を記録し、現在も相場は高止まりを続けており、供給不安が課題となっている。

不二製油は「植物性素材のおいしさと健康を追求し、サステナブルな食の未来を共創します」をグループビジョンに掲げ、植物性素材による新たな食の価値創造を目指している。1955年にココアバターに代わるチョコレート油脂を国内で初めて製造販売を開始、業務用チョコレート事業ではそれらの油脂を活用したコンパウンドチョコレートを得意とし、様々な製品を展開している。

今回開発した「アノザM」はカカオ豆由来の原料を全く使用しない、サステナブルな製品としても注目される。同社では「昨今のカカオ豆相場高騰で、お困りになられているお客様へ、カカオ豆由来原料の使用量を節約しつつ、おいしさとコストパフォーマンスを備えた新たな選択肢を提案する」とした。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。