ロック・フィールドは、冷凍食品の新商品としてレンジ調理の揚げ物メニューを拡充する。「RFFF(ルフフフ)」ブランドに「ぷりぷりプチ海老カツ 3個入り」、「神戸コロッケ」ブランドに「ベーコンと黒胡椒のプチポテトコロッケ 6個入り」を追加。「RF1」などチルド総菜で培ったノウハウを生かしたこだわりのおいしさを強みに、付加価値の高い冷凍食品として訴求し、生活者の豊かな食体験やライフスタイルへの貢献を目指す。
冷凍食品は自社工場で製造。約30種をラインアップし、「神戸コロッケ 黒毛和牛のビーフコロッケ 3個入り」「RFFF ドフィノワじゃがいもグラタン 2個入り」などが売れ筋。
2月27日に都内で発表会を開き、吉井康太郎常務経営企画本部本部長は「当社の冷凍食品は『RFFF』と『神戸コロッケ』を2本柱に展開。近年はライフスタイルの多様化で中食・外食・内食の垣根がなくなってきており、その変化にあわせて当社製品を購入できる機会をECや外販にも広げていきたい」などと話した。現在は自社オンラインショップのほか食品スーパーなど約400店舗(一部直営店含む)で販売中。
「RFFF ぷりぷりプチ海老カツ 3個入り」は、人気メニューの海老カツを使いやすいプチサイズで投入するもの。素材や製法にこだわり、海老のぷりぷりした食感と濃厚な味わいが存分に楽しめる。税込746円。

「神戸コロッケ ベーコンと黒胡椒のプチポテトコロッケ 6個入り」は、自社製ベーコンの旨みがポテトのおいしさを引き立てる。おかずだけでなく、おつまみにも好適。税込692円。
一方、冷凍食品推進室の田中直正室長は「RFFF」ブランドを25年秋から26年春にかけてリニューアル予定であると説明。昨秋から実施した消費者調査によると、実に95%以上が「おいしさ」に好意的だったが、「パッケージ」については大半が「中身の品質が伝わってこない」と辛口の評価だった。今後に向けて「パッケージでもっとおいしさや商品価値が伝えられるよう、当社ブランドのオリジナリティとバランスを取りつつ、デザインを検討していきたい」との考えも示した。
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