流通・飲食中食・惣菜おせち減少も大容量惣菜が好調 愛知調理食品工業協同組合
カナエ モノマテリアルパッケージ

おせち減少も大容量惣菜が好調 愛知調理食品工業協同組合

愛知調理食品工業協同組合(愛調食)は1月28日、名古屋市南区のカネハツ食品本社で新年情報交換会を開催した。年末年始のおせちの状況について報告し、今後の各社の方針などについて情報交換した。

加藤英敏理事長(カネハツ食品・社長)による同社の24年12月の実績報告では、減収増益で着地。原料高騰などで価格改定を行ったが、スーパーなどに展開する「佃煮おせち」は売上高前年比95%、「重箱おせち」は前年比94.5%と苦戦。「通常商品」は前年比107.5%と好調だったものの、全体の売上高では前年を下回った。通常商品では、大容量和惣菜シリーズが前年比123%、冷凍惣菜が前年比201%と牽引した。今後はおせちに頼らない生産体制に移行していく考え。

このほかの会員企業でも、「栗きんとん、イクラ、数の子、タケノコなど原材料の高騰」「田作は不漁で前年実績量の確保がやっとだった」「人手不足などでおせちの受注を抑えた」などの報告があった。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。