フタバ食品は2025年で創業80周年を迎える。スローガンに「おかげさまで80周年 食の幸せを共に未来へ」を定め、「フタバが挑む躍動する未来」がコンセプトのロゴマークも作成した。記念サイトでは、これまでの歩みとともに100年企業に向けたビジョンなどを紹介している。
100年企業に向けては「食を通して人と社会が幸せな未来を拓き、持続可能な社会の実現に貢献していくこと」を掲げる。この一環として、地元のバスケットボール・サッカーチームとコラボし小学生にスポーツの楽しさを伝える取り組みや、食育イベント「親子で楽しく!餃子クッキング」、子どもたちと清掃活動を行う「クリーンキャラバン」などを継続してきた。
環境負荷低減に向けては「サクレレモン」をはじめ商品パッケージにバイオマスインキを使用しているほか、23年にCO2フリーな地産消費型の電気メニュー「とちぎふるさと電気」を2工場に導入した。また、持続可能な食に向けては、栃木県が進める農福連携マッチング事業に参加し、収穫されたいちごをアイス原料に使用している。
同社は「80周年を契機に、創業来の社是である『私たちは喜んで社業に励み進んで社会生活に貢献することを目的とします』という言葉を改めて胸に刻み、100年企業に向けて歩んでまいります」とコメントしている。