7.2 C
Tokyo
7.9 C
Osaka
2025 / 12 / 28 日曜日
ログイン
English
逆光線(コラム)ミドル世代 「贈ってみた」から始めるギフト

ミドル世代 「贈ってみた」から始めるギフト

先日、中学2年のわが子のハンドボール部の地区大会があった。今は子どもが少ないからか、親の応援が活発で、同部の応援は2年生の親40~50歳代が中心だ。

▼食品界は、歳暮商戦が始動した。ギフト市場は通年では個人の記念日需要などの伸長で微増傾向だが、歳暮・中元市場は縮小が続く。歳暮の購入者は70歳代が中心だ。そこで、各社がギフト次世代とする40~50歳代が重要なのだが、ある調査で同年代の半数以上に贈答習慣がないという。それでも40~50歳代のギフト購入は約3割あり、その贈答先で多いのが高齢の親や祖父母だ。その需要に対して各社対応を強化する。

▼同居のわが家は80歳代の親が親戚への贈答を担う。商品選びや、御礼の電話のやり取りなど楽しそうだ。贈答文化は親の認知症予防にも良いのではないか。

▼高齢の親と離れて暮らす40~50歳代も多いと思う。子ども世代は「踊ってみた」という動画が流行っているらしいが、贈答習慣がない40~50歳代は、親へ贈るという行為を照れずに「贈ってみた」の軽い気持ちから始めてみてはいかがか。

関連記事

インタビュー特集

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。