11.6 C
Tokyo
11.9 C
Osaka
2025 / 12 / 16 火曜日
ログイン
English
その他機械・資材最高の安全性能と高コスパ オムロンのセーフティドアスイッチ

最高の安全性能と高コスパ オムロンのセーフティドアスイッチ

食品工場向けに非接触式採用 耐環境性能も強化

工場内の危険領域に作業者が入るときのドアの開閉を検知し、機械を安全に停止させるセーフティドアスイッチ。オムロンでは、食品工場向けに最適化された非接触式の「D40A-2」を開発。食品装置メーカーや食品企業への提案を強化している。

国際安全規格で、危険度が高い装置に求められる安全レベルの中でも最高のカテゴリ4/PLeを実現しながら、シンプル設計でコストを抑えた点が特長だ。

「こうした安全機器を使用しお客様は安全性の向上を進められている一方で、製造する製品の付加価値には直接結び付きにくいため、装置競争力の観点からコストアップは最小化したいというニーズがある。今回の製品では、最高レベルの安全性と耐環境性能のコストパフォーマンスを追求した」。同社セーフティ事業部の去来川(いさがわ)主査が説明する。

同種製品にはいくつかのタイプがあるなかで、高い衛生レベルが求められる食品工場に適した、部品間の接触・摩耗の起きにくい非接触式を採用した。

またあらゆる製造工程での活用に配慮し、耐環境性能を向上。-25~+70℃と従来品よりも幅広い温度環境に対応した。欧州からの要望が多かった耐薬品性能を高めるため、洗浄が必要な工程に対応するECOLAB認証を取得(中性・アルカリ性の特定洗剤で評価)。さらに異物混入リスクを排除するため、レーザ印字によるラベルレス仕様としている。

高温になるオーブン周りや、頻繁な洗浄が必要な食肉加工機械・計量器など、活用の幅が大きく広がった。

グローバル展開する食品企業も多いことから、海外工場での導入を視野に入れた設計を重視。各国の電波法に抵触しない磁気検出を採用した電子式のスイッチにより、正確で安定した検出と仕向地フリーの実現を図った。

「これまでは、お求めやすい価格を考えるとカテゴリ3/PLdまでの認証しか取れなかった。この製品では当社の安全に関する独自ノウハウをフル活用し、価格は変えずに安全レベルを引き上げた。価格競争力には自信があり、これから安全対策をしたいがあまりコストはかけられないというお客様でも導入しやすいと考えている」(去来川氏)。

自動車やデジタル分野で強みを発揮してきた同社セーフティ部門。培ってきた技術と提案力を武器に、食品業界向けに仕様強化した製品で、より貢献していきたい考え。設備安全に関する困りごと全般について、相談に応じるとしている。

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。