17.8 C
Tokyo
19.1 C
Osaka
2025 / 11 / 06 木曜日
English
その他企業活動雪印メグミルク 「糖化年齢」健診を実施 弘前大学との共同研究で
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

雪印メグミルク 「糖化年齢」健診を実施 弘前大学との共同研究で

雪印メグミルクは、弘前大学と青森県弘前市による大規模健康診断「岩木健康増進プロジェクト健診」に参加し「糖化年齢健診」を行った。

雪印メグミルクと弘前大学の共同研究講座「ミルク栄養学研究講座」の一環。6月1日から10日までの10日間で弘前市岩木地区住民を中心に約1千200人が受診し、実測した皮下AGEsの蓄積量などから「糖化年齢」をその場で算出した。

「糖化年齢健診」では、加齢とともに皮膚に蓄積される終末糖化産物(AGEs)を「AGE Reader mu」と呼ばれる一般医療機器を用いて数分間で手軽に調べられるブースを設置した。

雪印メグミルクは「AGEsは骨質劣化型の骨粗鬆症にも関与すると考えられており、美容や健康を管理する一つの目安として注目されている。岩木健康増進プロジェクト健診のような大規模健診にて健診データを蓄積することで、健康状態に関する新たな知見が得られ、健康増進に活用されることが期待される」としている。

弘前大学と弘前市、青森県総合健診センターは、短命県返上を目的に05年から「岩木健康増進プロジェクト」を立ち上げた。雪印メグミルクと弘前大学との共同研究講座「ミルク栄養学研究講座」は、同プロジェクトの超多項目健康ビッグデータ解析で健康因子としての腸内菌叢の役割を解明し、乳製品摂取をはじめ食事パターンと腸内菌叢の関連、集団および個人の健康状態への影響を調べることを目的としている。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点