飲料嗜好飲料世界初 キーコーヒーが従来...
カナエ モノマテリアルパッケージ

世界初 キーコーヒーが従来廃棄されていたコーヒー豆の麻袋(またい)を商品パッケージに採用 アップサイクルと脱プラ推進

 キーコーヒーは世界初の試みとして、従来廃棄されていたコーヒー豆の麻袋(またい)を商品パッケージに採用した。

 採用したのは業務用商品「レインフォレスト・アライアンス認証農園産コーヒー」2品。

 三井物産パッケージングと王子エフテックスとの3社協働で開発した循環資源混抄紙「MEGURISH(麻)」をパッケージフィルムの表基材に採用することで従来商品と比べプラスチック使用量を約45%削減する。

 パッケージフィルムは、外側の表基材・中間のバリア層・内側のシール層の3層で構成され、今回、3層のうちの表基材で脱プラ化した。

「MEGURISH(麻)」は、麻袋を王子エフテックスの特殊な溶解釜「地球釜」でパルプ化し同パルプを紙の原料に混合して製造されたものとなる。

プラスチックの表基材を採用した旧パッケージ(右)との比較
プラスチックの表基材を採用した旧パッケージ(右)との比較

 今後は業務用商品11品のパッケージにも順次採用し年間約6トンのプラスチック使用量削減を見込む。

 キーコーヒーは年間約400トン・約80万の麻袋を排出。かねてから観光農園や養蜂所へ寄付するなど有効活用に取り組むも、その大半が廃棄されているという。今回の従来廃棄されていた麻袋の活用はアップサイクルと脱プラを推進するものとなる。

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。