ひかり味噌 社員が森の再生活動 「アファンの森」で体験セミナー

ひかり味噌は先頃、C.W.ニコル・アファンの森財団との企業タイアップ第一号として森づくり協定を締結したアファンの森で、初の森づくり体験セミナーを実施した。林善博社長を含む計17人の社員が参加し、生物多様性豊かな森を目指して同財団と共同活動を行った。

昨年11月に同財団と締結した森づくり協定により、同社はアファンの森南エリアの一部、約1.7haを「Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso」と名付けた。今回の体験セミナーは、この森に生物多様性をもたらし、再生させることを目的として開催した。

セミナーは、同財団の野口理佐子専務理事による特別講義からスタート。森の再生に必要な生物多様性について学び、自然保護の正しい知識を習得。その後、アファンの森の中でもすでに生物多様性が回復し、様々な生き物が暮らす北エリアを散策した。

南エリアで指定された植物を伐採 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
南エリアで指定された植物を伐採

午後はメーンイベントである森の手入れを実施。「Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso」は、今後、生物多様性の回復が必要な南エリアに位置し、うっそうとした木々が生い茂り、生物多様性が回復した北エリアの森とは景色が全く異なる。

ガイドの指示の下、指定の植物を社員自らの手で伐採。森に光が入り、作業前との明らかな違いに社員は感嘆の声をあげた。終了後、社員から「時間が短か過ぎる。もっとやりたかった」という声が多くあがった。