2.6 C
Tokyo
3.2 C
Osaka
2025 / 12 / 28 日曜日
ログイン
English
業務用既存メニューにプラスワン提案 一次加工品活用や付加価値付与で 東海外食物流協会

既存メニューにプラスワン提案 一次加工品活用や付加価値付与で 東海外食物流協会

中部地区の業務用卸12社で組織する東海外食物流協会(TGK、大原英歳会長=大垣ダイワ食品社長)は5月22日、名古屋国際会議場で取引先向け商品提案会「FOOD MESSE(フードメッセ)2024」を開催した。今回は「新しい提案にチャレンジ」をメーンテーマに、メーカー105社が出展。取引先・得意先から約800人を招待し、外食産業の課題解決を目指した商品・メニュー提案を行った。

TGKオリジナル企画では「プラスワンで新たな可能性を発見」と題して、人手不足解消に役立つ「一次加工品」や既存のメニューにプラスワンを提案する「付加価値商品」などを用意。

大原英歳会長
大原英歳会長

「糖漬けさつま芋スティック アリゴチーズソース」や「カラフル愛玉子」「紅ずわいガニの贅沢ピザ」「シールド乳酸菌入りフルーツドリンク」など、ひと手間あるいはこだわり食材を加えたり、料理をグレードアップするためのポイントを提示した。

「飲食店さんも値上げは進んでいるが、そこに付加価値をつけていかないと単なる値上げでは消費者は離れていく。また、人手不足が深刻な中で、一次加工品のニーズも高まっている。そうした商材や提案をこの展示会で探していただければと思う。ご来場のお客様が消費者から選ばれる店作りをお手伝いしていきたい」(大原会長)。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。