11.7 C
Tokyo
11 C
Osaka
2026 / 03 / 02 月曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料クロックムッシュがベシャメルソースいらずに簡単にできる 進化する「ネスレ ブライト」の“追いブライト” 「コールマン」と提案
KNOWLEDGE WORK 20260303

クロックムッシュがベシャメルソースいらずに簡単にできる 進化する「ネスレ ブライト」の“追いブライト” 「コールマン」と提案

 人気のパン料理の1つクロックムッシュが、キャンプ飯として簡単においしくつくれる―――。

 クリーミングパウダーブランドの「ネスレ ブライト」(ネスレ日本)では現在、特設サイトでアウトドアブランドの「コールマン」(ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社)とのコラボ企画として“絶品&簡単キャンプ飯レシピ”8品を提案。冒頭はその代表レシピとなる。

 クロックムッシュは、ベシャメルソース、ハム、チーズを組み合わせたホットサンド。ベシャメルソースをつくるのには、牛乳、バター、薄力粉などを用いるが、牛乳やバターといったチルド食材は、キャンプ場に気軽に持ち込むには不向き。

 特設サイトでは、ベシャメルソースの代替として、ホットサンドクッカーに食パン1枚、その上にハム、スライスチーズをのせ、水によく溶かした「ブライト」をかけるなどの作り方を紹介している。

左からネスレ日本のハンクス香里氏とニューウェルブランズ・ジャパンの根本昌幸氏
左からネスレ日本のハンクス香里氏とニューウェルブランズ・ジャパンの根本昌幸氏

 6月15日と16日には、ネスレ日本がニューウェルブランズ・ジャパン主催の「The Coleman Day Camp2024」に協賛し、明治神宮外苑総合球技場(東京都新宿区)で簡単クロックムッシュ作りのワークショップを開催する。

 これに先立ち5月28日、キャンプ練習場campass秋葉原(東京都台東区)でメディア体験&試食会を開催した。

 冒頭挨拶したネスレ日本のハンクス香里飲料事業本部液体飲料ホワイトカップ&ミロビジネス部シニアブランドマネジャーは、キャンプ飯に着目した理由について「クリーミングパウダーという製品特長から、外へ簡易的に持っていくことができ、賞味期限が2年あり安心して使っていただける。牛乳ではできない新しい食べ方も提案できるのではないかと考えた」と説明する。

仕込みの様子。食パンの上にハム、スライスチーズをのせ、水によく溶かした「ブライト」をかける。分量は水が小さじ1、「ブライト」大さじ1
仕込みの様子。食パンの上にハム、スライスチーズをのせ、水によく溶かした「ブライト」をかける。分量は水が小さじ1、「ブライト」大さじ1

 キャンプ飯での提案は、「ブライト」を使った“追いブライト”提案の一環。

 追いブライトは、料理の出来上がりに「ブライト」を加えることで、料理本来の味は変えずにコクとうま味が増しクリーミーに仕上げる提案となる。

 「コールマン」とコラボしたキャンプ飯は2022年からSNSを使って提案。今回は初の試みとしてリアルイベントが開催される。

 追いブライトのコミュニケーションは「コーヒーの味と香りを変えずにコクとうま味を増すことができるのならば料理にも応用できる」との発想から21年に開始。これが販売を押し上げた模様で「ここ数年でシェアは50%に迫る勢いで拡大している」と語る。

 トップブランドの活性化により、長らくダウントレンドにあったクリーミングパウダー市場も息を吹き替えしつつある。「市場は昨年、この約20年間の中で、初めて上昇した」とみている。

焼きの様子。両面を中火で2分ずつ焼く
焼きの様子。両面を中火で2分ずつ焼く

 追いブライトをきっかけに、本来の使用用途であるコーヒーや紅茶に加える動きも出てきているという。

 「追いブライトで『ブライト』を知っていただいた方たちの約半数がコーヒーや紅茶にも使って下さっている。基本的には料理でコミュニケーションしているが、いいサイクルが回ってきている」と胸を張る。

 料理には追いブライト、飲用では“すぐラテ”を提案。すぐラテは、温かいコーヒーなどを冷まさず、薄めることなくラテにできるものでコスパ・タイパにも対応している。

 「コールマン」を手掛けるニューウェルブランズ・ジャパンとしては、簡単につくれるキャンプ飯を切り口に新規層を取り込み、キャンプ参加人口の増加とキャンプ用品市場の拡大を狙う。

 ニューウェルブランズ・ジャパンの根本昌幸コールマン事業部マーケティング本部マーケティングディレクターは「料理には興味はあるが、アウトドアには興味がない方にネスレさんを通じてアウトドアのよさを感じてもらいたい」と期待を寄せる。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。