9.8 C
Tokyo
12 C
Osaka
2025 / 12 / 19 金曜日
ログイン
English
飲料系飲料豆乳生産量が回復傾向 「無調整」リピート購入増加

豆乳生産量が回復傾向 「無調整」リピート購入増加

日本豆乳協会調べでは今年1~3月期の豆乳類全体の生産量は前年同期比99.1%の9万224㎘と回復傾向を示した。

品目別の「豆乳(無調整)」は102.2%の2万9千764㎘と引き続き増加傾向となった。そのほか「調製豆乳」は99.6%の4万3千975㎘とほぼ前年並みで推移し、「果汁入り豆乳飲料」は3千291㎘(92.5%)、コーヒーや紅茶などの「フレーバー系の豆乳飲料(その他)」は1万258㎘ (90.9%)と前年同期をやや下回るものの、全体としては回復基調がみられた。また、主に業務用を用途とする「その他」のカテゴリーは2千937㎘(101.2%)とプラスで推移した。

豆乳協会では今年1~3月期の生産実績について、「生活者が豆乳の特長や成分の優位性に触れる機会が増えたことが後押しとなり、今期も『豆乳(無調整)』の愛飲者のリピート購入が増え、特に1~3月期においては季節柄、豆乳鍋やシチューなどの料理需要が拡大したことが増加の要因になった。

また、『豆乳(無調整)』は、ECサイトでの箱買いをはじめスーパーでの1ℓパックの購入、テレワークの減少に伴うコンビニでの購入者が増加傾向にある。加えてアフターコロナとなったことから、外食需要が回復していることも起因し、業務用を用途とする『その他』においても回復基調だった」と捉えている。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。